×

【浦和】原口元気がクラブW杯へ「意外とできる、ことは伝えていきたい」「チームを救える1点、2点を取って帰ってきたい」

浦和の原口元気。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI

バイエルン、ドルトムントとの対戦経験を踏まえて。

[J1 19節] 浦和 2–1 横浜FC/2025年6月1日16:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ19節、浦和レッズがサミュエル・グスタフソンの2ゴールで、横浜FCに2-1の逆転勝利を収めた。浦和は4試合ぶりの勝利で、2位タイとなる勝点34に伸ばした。このあと3日間のオフを挟んでアメリカへ向かい、日本時間15日から行われるFIFAクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)に臨む。

 浦和の原口元気は2-1と逆転したあと途中出場し、クロスへの体を張ったブロックなどを見せて勝利に貢献した。

 浦和の『9番』は「サポーターの前で下手な試合は見せたくなかったです。浦和らしく熱く戦いたかった」と振り返り、試合後のクラブW杯への壮行セレモニーで繰り広げられたビジュアルサポートに「久しぶりに見ましたけれど、相変わらずクオリティが高いですね」と笑みを浮かべた。

 4年に一度開催される新方式になるクラブW杯へ、原口は「やっぱり点を取りたい。Jリーグ以上に厳しい試合で、相手の実力を考えると、そういう展開になると思います。チームを救える1点、2点を取って帰ってきたいです」と、ゴールへの想いを口にした。

 また、メガクラブと対峙する時、一つ間違えれば大差を付けられてしまう――そんな“恐怖”を持つ場合も欧州ではあると言われる。

 今大会の出場クラブでは、FCバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントとブンデスリーガで対戦経験がある。原口は「逆にイメージできてしまう分、そういうものは僕のほうがあるかもしれないです。彼らのようなクオリティのあるチームとの対戦を、あまり経験した選手はいない。ただ、彼らにもつけ入る隙は必ずあり、チャンスはあると思います」と、勝機は必ずあると頷いた。

 初の国際大会に臨む選手も多い。34歳になったアタッカーは「意外とできる、ことは伝えていきたい。意外とそんなに差はない。そこはみんなに思わせていきたいです」と、結果を残すことにこだわりたいと、まず初戦リーベル・プレート戦での勝点獲得を目標に挙げた。

関連記事>>【移籍】クラブW杯 浦和と対戦、リーベルの17歳スーパースター マスタントゥオーノ(Mastantuono)にパリ・サンジェルマンがオファー「まず12月までレンタルの提案」

 浦和はクラブW杯のグループステージ(GS)、日本時間6月18日4時からリーベル(アルゼンチン)、同22日4時からインテル・ミラノ(イタリア・セリエA)、同26日10時からCFモンテレイ(メキシコ)と対戦する。

Posted by 塚越始