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【浦和】シーズンチケット、払い戻しの可能性を示唆

浦和レッズのサポーター。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

払い戻しのうえでの別途優先販売などを検討。

 J1リーグ浦和レッズは4月11日、「2020シーズンチケットホルダーのみなさまへ」と題して、新型コロナウイルスの感染拡大と予防のためJリーグが中断し、再開の見通しが立っていないことから、シーズンチケットの購入者に向けて、今後のチケットの扱いについて発表した。

 クラブは次のように発表している。

「新型コロナウイルスの影響による試合延期により、シーズンチケットホルダーの皆さまには、シーズンチケット対象の試合が未だに開催されていないことでご心配をおかけしてしまい、大変申し訳ございません。

 これまで、2020シーズンチケットにつきましては、延期になった試合にはそのままご観戦いただける方向で調整をしておりましたが、試合延期の長期化・事態の深刻化に伴い、リーグ再開後も感染拡大防止の観点から、お手持ちのシーズンチケットのお座席にてご案内できるかがわからない状況となってまいりました。

 通常のご案内ができない試合は、シーズンチケットを払い戻しのうえで別途優先販売を実施するなどの方策を検討しております。

 詳細につきましては、リーグ再開日程が確定し、チケットの販売スケジュールが見えた段階で、改めてご連絡させていただきます。 ※RBC会員の方のチケットについては、別途お知らせいたします。

 お待たせしてしまい、大変心苦しいですが、ご理解、ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。今は苦しい時期ですが、再開時には皆さまの力になれるよう準備を進めてまいりますので、まずは一人ひとり健康に気を付けて、また元気に埼玉スタジアムでお会いしましょう」

 Jリーグは非常事態宣言が発出された場合などには、無観客試合開催の可能性もあるとしてきた。また、試合が開催できる場合でも、前後左右の席を空ける「市松模様」での席取りを検討。しかし、専門家からは、コロナウイルスが発生している状況下では、たとえ観客動員を50パーセント以下に抑えたとしても、数百人、数千人以上が集まるとなれば、感染リスクが高まってしまうという指摘も出ていた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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