【日本代表】久保建英が明かした“キャプテンマーク効果”「僕が遠藤選手になったつもりで切り替えのところは誰よりも早くやろうと心掛けた」
日本代表の久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
1年後のW杯へ「しっかり鋭気を養い、各々いいシーズンにして、いいコンディションで臨みたい」。
[北中米W杯 アジア最終予選 グループC 第10戦] 日本代表 6–0 インドネシア代表/2025年6月10日19:35/市立吹田スタジアム(大阪)
北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のラスト第10戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の久保建英がインドネシア代表を相手に、1ゴール・2アシストの活躍を見せた。キャプテンマークを左腕に巻き、背番号『10番』をつけた24歳のレフティが、6-0の勝利へと導いた。
久保は試合後のフラッシュインタビューで、得点シーンについて「ショートでデザインされたセットプレーから、僕のクロスが上手くいかなかったんですけれど、町野(修斗)選手が上手く収めてくれて、彼の特長であるボールキープから僕のところにこぼれてきたので、あとは冷静に流し込むだけでした」と振り返った。
この日は攻守両面での切り替えのスピードが光った。
「いつもキャプテンマークを巻いている遠藤選手が球際やネガティブトランジションのところでしっかりしたものを見せてくれるので、今日は僕が遠藤選手になったつもりで切り替えのところは誰よりも早くやろうと心掛けて、何回か良いパスカットやボール奪取から攻撃につなげられて良かったと思います」
そのように“キャプテンマーク”効果を明かしていた。
6月4日で24歳になった久保はこの試合で2024-25シーズンの全ての活動を終える。クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)に臨むチームへの移籍はないようで(6月10日が特例移籍マーケット最終日)、これからオフに突入する。
「新たな選手が来て、新たな競争も生まれました。あとはワールドカップまで残り少ないことを意識して、各々のチームで切磋琢磨して、また9月に会えたらと思います。これからクラブ・ワールドカップが始まりますが、僕らはしっかり鋭気を養って、各々いいシーズンにして、ワールドカップという4年に一度の大舞台に良いコンディションで臨みたいと思います」
新たな代理人(仲介人)事務所とも契約を結んだ。果たして夏の移籍もあるのかどうかも注目される。
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森保一監督率いる日本代表は、このあと7月に国内組によるE-1東アジア選手権に臨む。久保ら欧州組も合流する9月の活動では、アメリカ遠征で、メキシコ代表、アメリカ代表と対戦する。