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【鹿島 1-1 広島】レオ・セアラ劇的同点ゴール! 鬼木監督は試合後、審判団へ厳しい表情で説明を求める

鹿島のレオ・セアラ。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

スキッベ監督は「お互いにいいところを出し合えなかった」。

[J1 20節] 鹿島 1-1 広島/2025年6月14日18:03/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ20節、鹿島アントラーズがサンフレッチェ広島との上位対決、得点ランキングトップに立つレオ・セアラの今季12点目となるアディショナルタイム弾により土壇場で追い付いてみせた。

 広島は新加入のFW木下康介が先発に抜擢される。すると19分、左サイドを打開。中村草太のマイナスのクロスに、東俊希がヘッドで合わせて、ゴールネットを揺らしてみせた。

 その後は拮抗した展開になる。鹿島はケガから復帰した濃野公人、ターレス・ブレーネル、樋口雄太、キャプテンの柴崎岳、そして新介入の小川諒也らを投入。すると90+2分、樋口のコーナーキックの流れから、ゴール前の密集でレオ・セアラが押し込み、同点ゴールを決めてみせた。

 試合は1-1で終了に。その直後、鹿島の鬼木達監督はセンターサークル付近で審判団に対して、かなり厳しい表情で、この日のジャッジなどに対して意見するとともに説明を求めるシーンがあった。

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 鹿島は1試合消化の少ない広島と8ポイント差。そのリードを保った。広島のミヒャエル・スキッベ監督は試合後のフラッシュインタビューで「お互いにいいところを出し合えなかった試合になりました。1対1の機会、情熱的なプレーが多かったと思います」と振り返った。