中居正広さん人権問題、橋下弁護士がPTA元会長の事例を挙げ「フジ第三者委が性暴力を認定した問題点とほぼ同じ」
フジテレビ (C)SAKANOWA
「手続き的保障が不十分。いまだに証拠を示さない」
芸能界からの引退を発表している元タレントの中居正広さんを巡る人権侵害ではないかという問題で、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が6月16日にエックス(@hashimoto_lo)で改めて投稿し、注目を集めている。
フジ・メディア・ホールディングスの依頼を受けた第三者委員会の発表は中居さんへの人権への配慮を欠き、同委員会が個人を社会的に抹殺してしまうほどの権利は有していないはずだと、橋下氏はこれまでに主張。週刊誌からの質問状に対する回答全文をエックスでも公開していた。
一方、中居さん側の弁護団は第三者委員会に対して5月12日・23日・30日と三度反論を伝えた。三回目は「貴委員会に対する再度の資料開⽰・釈明等要求のご連絡」として証拠提出などを求めたが、同委員会は発表内容が全てであり今後こうした“反論”に対応しないと回答。その後、中居さん側は反応していない。
すると橋下氏は6月16日、エックスを更新。一部報道での「日本PTA元会長のパワハラ認定は『手続き十分でなかった』和解成立」という記事を引用。女性から元会長がパワハラだと訴えられていたものの、証拠が不十分であり和解に至ったという。
この事案を受けて、橋下氏は「フジテレビ第三者委員会が中居氏の性暴力を認定した問題点とほぼ同じ。中居氏に対する手続き的保障が不十分。いまだに中居氏に対して証拠を示さない」と投稿した。
つまり、第三者委は被害女性などの証言だけをもとに、“証拠”がなく中居さんに対し「性加害があったと認定」している。今後もこのように“証拠”もなく吊るし上げられてしまう事態を憂慮している。
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果たして、中居さん側から何かしら動きはあるのか!?