【浦和】クラブW杯 インテル戦 2500人がシアトルへ! マスタントゥオーノ、次はラウタロ。安居海渡は「自分が一体どれだけできるのか? 楽しみでしかない」
オンライン取材に応じた浦和の安居海渡。(C)SAKANOWA
勝点獲得をノルマに、「次へつなげたい」。
[クラブW杯 GS E組 第2戦] 浦和 – インテル/2025年6月22日4:00(現地21日12:00)/ルーメン・フィールド(シアトル)
アメリカ・クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)グループステージ(GS)Eグループ第2戦、J1リーグの浦和レッズは日本時間6月22日4時から、イタリア・セリエAのインテル・ミラノと対戦する。
GS第1戦、浦和はアルゼンチンのリーベル・プレートに1-3で敗戦。一方、インテルはCFモンテレイと1-1で引き分けた。両チームともに3ポイントを目指す。
リーベル戦でフル出場した浦和の安居海渡が現地6月18日、オンライン取材に応じて、初戦を振り返るとともに、インテル戦への決意を示した。
8月にレアル・マドリードへの完全移籍が決まっているアルゼンチンの17歳至宝フランコ・マスタントゥオーノと同じピッチに立った。そのスーパースター候補との“体感”を問うと、安居は「レアルに行く選手と聞いて、映像でも見ていて、かなり要注意人物だと言われていました。そこまで自由にはやらせなかったとは思いますが、ただ17歳という年齢を踏まえるとすごいなと思います」と語った。
彼を筆頭にスター候補やアルゼンチン代表のタレントたちとの真っ向勝負が実現。その未知なる対決は、安居の心を熱くさせる。
「そういった選手たちと試合できる機会は滅多にありません。そのなかで自分がどれだけできるのかな? というのは楽しみでしかなかったです」
次戦インテル戦では、アルゼンチン代表のFWラウタロ・マルティネスが最前線に入る。安居は「フォワードなので、点を取らせないようにできればいいなと思います」と、このエースストライカーへのボールを遮断することがミッションになる。
インテル戦に向けて25歳のボランチは、「次負けてしまったらもうこの大会が終わってしまうぐらいに思っているので、勝ちを目指して、最低限でも引き分けに。大会が終わらないように、次へつなげたいです」と気を引き締めるとともに、この対戦もまた心待ちにしていた。
また、クラブによると、インテル戦での浦和エリアのチケットは、これまでに約2500枚が売れているということだ。
関連記事>>【浦和-リーベル│現地発 戦評】全3失点 いずれもJ1リーグの次元を超えてきた。それでも松尾が決めた時間帯、シアトルに希望の光は射した
現地土曜日開催ということもあり、約1800人が訪れたリーベル戦以上の熱いサポートを受けて、レッズの選手たちが今季UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)準優勝・セリエAでは2位となったイタリアの強豪に、再びシアトルの地で挑む。