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【浦和】中島翔哉が記者会見「日本に帰るならば浦和レッズしかなかった」。“楽しむプレー”の印象を問われ「勝利が好き。そのために自分にしかないプレーを見せたい」

オンラインでの加入会見に臨んだ浦和の中島翔哉。(C)SAKANOWA

「勝敗がどうでもいいという感じでは決して言っていません。勝つために、いいプレーができている時は――」

 J1リーグの浦和レッズへの加入が決まった元日本代表MF中島翔哉(NAKAJIMA Shoya)が8月1日、オンラインによる加入記者会見を行った。浦和の新10番は「数か月前までは、まさか日本でプレーするとは思っていませんでした」「日本に帰るならば浦和レッズしかなかった。ここでプレーすることで、成長できると思いました」と語り、レッズの勝利のために自分にしかないプレーを見せて貢献したいと意欲を示した。

 すでにチームに合流した中島は、「いろんな話のなかで、国はあまり関係なく、成長していくことが大切。練習は久々に日本語でできるのは楽ですね。みんな親切にしてくれて、すごく楽しいです」と嬉しそうに語った。

 また、“プレーを楽しむ”という印象のある中島だが、浦和のサポーターはより勝利を求めているが――という問いに対し、次のように語った。

「勝つことが好きです。勝敗がどうでもいいという感じでは決して言っていません。勝つために、いいプレーができている時は、本当に心から楽しめています。それは好き勝手にやるということではなく、心から楽しめている時は自然といいプレーができていると思っています。そのように浦和レッズでプレーできたら、勝利に貢献できると思います。楽しみながら頑張りたいです」

「チームの決まり事、コンセプトをしっかりやりつつ、特に攻撃では自分にしかできない良いプレーをしっかり見せられるように準備したいです」

 そしてポルトガル、トルコ、カタールなどで経験を積み重ねてきた中島は、日本のサッカーをチェックするなかで、「日本に帰るならば浦和レッズしかない」と考えていたと明かした。

「海外に残る選択肢もありました。そのなかで、自分がプレーしたいと思っていた浦和レッズからお話をいただきました。日本に帰るとしたら、浦和レッズでしかプレーするつもりはありませんでした。(理由は?)Jリーグのハイライトを見ていると、どんどん新しくチャレンジしていて、その力になれたらと思いました」

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 8月23日で29歳になる中島は、これまで東京ヴェルディ、FC東京、カターレ富山(期限付き移籍)、ポルティモネンセSC(ポルトガル)、アル・ドゥハイル(カタール)、FCポルト(ポルトガル)、アル・アイン(UAE)、ポルティモネンセSC(ポルトガル)、アンタルヤ・スポル(トルコ)でプレー。日本代表として、19試合・5得点を記録している。

Posted by 塚越始