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遠藤航がドイツでリベロ初出場「問題なくプレーできた」。シュトゥットガルトに新オプション、湘南や浦和で経験済

遠藤航。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

DFBカップ、1部のレバークーゼンに惜しくも敗れる。

[DFBカップ 3回戦] レバークーゼン 2-1シュトゥットガルト/2020年2月6日/バイ・アレーナ

 ブンデスリーガ2部のVfBシュトゥットガルトに所属する遠藤航がDFBカップ(ドイツカップ)3回戦、同1部のバイエル・レバークーゼン戦で3-4-2-1のリベロとしてフル出場を果たした。最終ラインでプレーするのはドイツに移籍して初めて。試合には敗れたものの、ペルグリノ・マタラッツォ監督は「インテンシティとハードさ、その両面でいい方向性を示せた」と、昇格レースが本格化する後半戦に向けて手応えを得ていた。

 リーグ戦でボランチのレギュラーポジションを掴んだ日本代表にも選ばれる遠藤は、今後も見据えての最終ラインでの起用。その期待に応えて、試合には負けたが、チームにとって計算できるオプションができた。

 遠藤は次のように語っている。『シュトゥットガルター・ナッハリヒテン』で、ドイツ語にて紹介されている。

「チームとして、いいプレーができました。後方からコンパクトに陣形を保ちコントロールしてプレーしようと心掛け、それは非常に上手くいきましたし、そこからチャンスを作り出すこともできました。これまで何度も入っているの、でリベロ(3バックの中央)のポジションは問題なくプレーできました」

 基本的にはボランチでのプレーへのこだわりを見せる遠藤だが、ドイツでも守備のポリバレントしての能力を評価されつつある。

 遠藤はリーグ戦ではボランチ(ディフェンシブミッドフィルダー)として、14節から7試合連続フル出場中。今回DFBカップは初出場で、シュトゥットガルト移籍後、初めて湘南ベルマーレや浦和レッズでもプレーした最終ラインに試合開始から入った。

 シュトゥットガルトはこのあと2月8日(日本時間同21時)に3位につけるリーグ戦、FCエルツゲビルデ・アウエとホームで対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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