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【移籍】バイエルンが三笘薫、ガクポに最接近。フランス代表ウイング残留の公算も高まるが…

三笘薫 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ニコ・ウィリアムズ獲得レース劣勢で。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のFCバイエルン・ミュンヘンが今夏の移籍マーケットで、イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属する三笘薫、さらにリバプールFCのコーディ・ガクポの獲得を改めて検討している。

『スカイ』によると、6月17日、バイエルンはアスレティック・ビルバオのスペイン代表ニコ・ウィリアムズの獲得を狙っていた。しかし、FCバルセロナ優勢と伝えられるなど、状況は厳しくなりつつある。

 アタッカーの充実を図りたいバイエルンだが、この夏はバイエル・レバークーゼンのドイツ代表フロリアン・ヴィルツの獲得に失敗。さらにドイツ代表レロイ・ザネのトルコ1部ガラタサライSKへの完全移籍も決まった。

 その余剰と移籍で得た資金を活用し、特に左ウインガーの獲得を目指している。

 これまで左MFを主戦場にしてきた29歳のフランス代表キングスレイ・コマンも、今夏移籍することが濃厚と見られた。ところが一転、サウジアラビアからオファーがあったものの、中東でのプレーは希望していないという。バイエルン残留も選択肢に入ってきている。

 とはいえコマンが年間を通じて戦うのは難しい。むしろレギュラーポジションを争えるタレントをバイエルンは欲していて、そこでニコ・ウィリアムズ、三笘、ガクポが浮上しているということだ(他にACミランのラファエル・レオンも一時名前が挙がっていた)。

 同メディアなどは、バイエルンはすでに三笘サイドと交渉。オファーには至っていないが、日本代表の三笘自身もドイツ王者でのプレーに乗り気だと伝えている。

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 確かに……ニコ案件の状況によっては、三笘への正式オファーもあり得そうな状況になってきた。