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【移籍】元鹿島の常本佳吾がスイス王者のFCバーゼルに加入決定。中田浩二氏の後輩に。強化責任者「ケイゴは常に手強い相手だった」

バーゼルが常本佳吾の獲得を発表。※クラブの公式サイトより

CL予選の出場権を獲得。7月26日、2025-26シーズンのリーグ開幕。

 スイス1部リーグ2024-25シーズン王者のFCバーゼル1893は7月1日、同2位だったFCセルヴェットのDF常本佳吾(Keigo TSUNEMOTO)を獲得したと発表した。契約期間は2028年6月まで。

 常本は2020年から鹿島アントラーズで2年半プレーし、公式戦通算93試合に出場。そして2023年夏、セルヴェットFCに移籍した。

 スイスに渡ってからの2シーズンでは、通算83試合に出場。スイスカップ優勝を果たしている。

 バーゼルは昨季リーグ優勝を果たし、2025-26シーズンのUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)予選への出場権を獲得している。

 常本は「FCバーゼルでキャリアのまた新たな一歩を踏み出せるのはとても幸運なことです。昨シーズン、このチームのクオリティの高さ、ファンの情熱を目の当たりにしました。ロートブラウ(赤と青)の一員になれて、とても嬉しいです」

 また、バーゼルのダニエル・シュトゥッキ・スポーツダイレクターは「常に手強い相手だった」と獲得を喜んでいる。

「補強できたケイゴ・ツネモトは、ダイナミックで俊敏性であり、ディフェンス力に優れています。すでにスーパーリーグを熟知し、セルヴェットで印象的な活躍を見せ、常に手強い相手でした。彼は間違いなく戦力アップにつながり、彼を獲得できたことを大変嬉しく思っています」

 バーゼルでは鹿島のOBである中田浩二氏(現・フットボールダイレクター)がプレーしている。

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 チームはキャンプに突入し、現地5日には最初のトレーニングマッチが組まれている。そして同7月26日、ザンクト・ガレンとのリーグ開幕戦を迎える。