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【鹿島】新10番の荒木遼太郎が決意「必ず一つタイトルを」、個人的な目標を問われると「ハードルは高いですが…」

2022シーズンへ抱負を語った鹿島の荒木遼太郎。協力:鹿島アントラーズ

背番号「10」、自ら希望したと明かす。

 J1リーグ鹿島アントラーズは1月12日に始動した。日本政府の新規外国人の入国停止措置により、クラブ初の欧州からの指揮官招聘となるスイス人のレネ・ヴァイラー新監督が不在のなかでのスタートに。この日はビデオミーティングで、ヴァイラー監督から志向するスタイルなどが選手・スタッフに伝えられたという。

 そして今季から10番をつける荒木遼太郎が初日のトレーニングを終えたあと、オンラインによる取材で、新シーズンに懸ける思いを語った。

 2021シーズンはJ1リーグ10ゴールを記録。1994年の城彰二(当時:ジェフ市原/現・千葉)以来、史上2人目となる10代(19歳)での二桁ゴールを記録した。

 荒木は新シーズンに向けて、「新しい選手が加わり楽しみです。(今季の目標は?)鹿島に入ってまだタイトルを何一つ獲れていないので、やはりタイトルを一番に目指してやりたいです」と語った。

 また具体的な個人の目標を問われると、次のように謙虚に答えた。

「昨年ゴールをたくさん取れたので、あまり目標は高くしたくないですが……。そのハードルは高いものの、10ゴール・10アシストを目指して頑張りたいと思います。常に試合に出続けられるように、相手が対策を練ってきてもそれを上回るプレーをできるように、常に進化を続けていきたいです」

 そして今季は「10番」をつけることになった。このエースナンバーは、荒木自身が希望したということだ。

「先輩である本山さんがつけていて、自分もつけたいと思っていました。あまり重みは感じていませんが、恥じないプレーをしていきたいです」

 東福岡高校から加入して3年目、鹿島の“顔”の一人に。荒木の2022年がスタートを迎えた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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