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横浜FM西村拓真の移籍先はセルベットFCが有力?さらに…。元鹿島ヴァイラー監督率いるスイス2位の強豪

ウルグアイ戦、日本代表の西村拓真が同点弾! (Photo by Kenta Harada/Getty Images)

海外移籍を前提にチーム離脱が決まったなか――。

 J1リーグの横浜F・マリノスは2月8日、日本代表にも選ばれてきたFW西村拓真が「海外クラブへの移籍を前提とした交渉、準備のため、チームを離れることとなった」と発表した。その移籍先の候補の一つとして、スイス1部セルベットFCが噂されている。

 SNS上では、スイスのチューリッヒに本社を置く複数メディアをまとめるプラットフォーム『タミディア』のジャーナリストを務めるダニエル・ヴィセンティーニ氏(@DanielVisentini)が「セルベットFCにとって、西村拓真は真剣な可能性を秘めているようだ。とても優れた選手で、クラブが求めている万能型のストライカーである」と言及している。

 さらにスコットランド1部ハイバーニアンFCも「興味を持っていると言われている。これが確定するかどうかはまだ分からない。彼は横浜F・マリノスからのリリース権を持っている。買い取りオプション付きのレンタルという話もある」という。

 セルベットを率いるのは元鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督だ。すでにこの現在スイス2位の強豪に、前鹿島のDF常本佳吾が在籍している。さらにこの冬、同じく教え子である名古屋グランパスの和泉竜司が現地入りしているという情報により移籍が噂されたが、2月8日時点では、その後の進展は聞かれずにいる。

 そうしたなか、今回、西村の名前が浮上した。スイスは2月15日まで移籍ウインドーが開いている。可能性は十分ありそうだ。一方、スコットランドの市場はすでに閉まっている(フリートランスファーでは加入可能)。

 西村はこれまで、ベガルタ仙台、ロシア1部CSKAモスクワ、横浜FMに在籍。2020年、CSKAから一旦ポルトガル1部ポルティモネンセSCへのレンタル移籍が発表されたものの、新型コロナウイルスの世界的パンデミックにより解消。仙台に復帰し、2022年に横浜FMに加入した。

 2022シーズンは横浜FMでリーグ27試合・10得点を記録しリーグ制覇に導いた。さらに2023シーズンもリーグ32試合・3得点など公式戦通算38試合・5ゴールを記録している。

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 日本代表としても5試合・3得点を記録。得点力のある2列目(セカンドトップ)に対応できるため、北中米ワールドカップ(W杯)の日本代表入りも期待される一人だ。

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