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【移籍】PSVが板倉滉の獲得へ「強い意欲」。フランクフルトは撤退か

ボルシアMGの板倉滉。写真:MB Media/アフロ

当初設定されていた「契約条項」が失効!?

 オランダ1部PSVアイントホーフェンがこの夏の移籍マーケットで、ドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・メンヒェングラードバッハに所属している サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)DF板倉滉(Ko ITAKURA)の獲得に向けて「意欲的」だという。『テレグラフ』が7月12日に報じた。

 日本代表のディフェンスリーダーになりつつある板倉はボルシアMGと、2026年6月まで、あと1年契約を残している。契約満了を迎える前のタイミングで、ボルシアMGは売却を検討、複数クラブが獲得に名乗りを挙げていると言われてきた。

 そんななか『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク氏(@Plettigoal)は7月12日、板倉について「移籍条項は失効した」と、ボルシアMGの設定していた条項が“無効”になったとレポートしたのだ。

 そして「PSVアイントホーフェンが交渉を開始した。アイントラハト・フランクフルトは獲得競争から撤退し、今は関心を示していない」と伝えた。

 一方、『テレグラフ』は、1年前にも獲得に動いたPSVが再び「強い意欲を示している」という。移籍条項が無効になったため、移籍金は800万ユーロ(約13億7000万円)から900万ユーロ(15億4000万円)と想定している。

 また『スカイ』は、板倉の前所属であるイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティが「マッチング・ライト(matching right)」を保有しているとも、以前に報じている。オファーがあった場合、シティが優先的に交渉できるという権利だ。

 PSVは2024-25シーズンのオランダ王者。UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得している。

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 板倉にはこれまで他に、バイエルン・ミュンヘン、バイエル・レバークーゼンも、獲得に向けて興味を示していると現地で報じられてきた。