【移籍】“セルビア最高FWの一人”ロマニッチを川崎が獲得へ「今週末にも決定」。移籍金は…
ラザル・ロマニッチ ※FKヴォイヴォディナの公式サイトより
CFとして、2024-25シーズンは2チームでリーグ通算13ゴールを記録。すでに合意――。
J1リーグ 川崎フロンターレが今夏の移籍マーケットで、セルビア1部 FKヴォイヴォディナに所属するセルビア出身FWラザル・ロマニッチ(Lazar Romanic)の獲得へ「合意に至った」という。Jリーグ終盤の巻き返しと来季のAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートの出場権獲得へ、強力なストライカーを迎え入れようとしている。
ロマニッチは1998年5月25日生まれ、セルビア出身の27歳。U-19セルビア代表としてプレーした経験がある。
身長183センチあり、センターフォワードを主戦場にしている。FKジェレズニチャル・パンチェで2023-24シーズンにリーグ29試合・7得点など公式戦10ゴールを記録。2024-25シーズンもチームキャプテンも担い、半年間でリーグで9ゴールを決めた。すると今冬、ヴォヴォイヴォディナへ移籍。そこでも4ゴールを決めて、シーズン通算13得点を記録した。
『メリディアンスポーツ』は7月15日、「過去2シーズン、セルビアのトップリーグで最も優れたアタッカーの一人だった」というロマニッチに、川崎からオファーが来ていたとレポート。すでに「間もなく川崎フロンターレの選手になる。合意に至った」ということだ。
移籍金は前払いが150万ユーロ(約2億5000万円)。さらに「ボーナス(出来高など)」もあるそうだ。
同メディアは「今週末までにメディカルチェックを済ませて契約に至る」と具体的に伝えている。
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川崎は天皇杯では3回戦でSC相模原にPK戦の末に敗退。リーグ戦では首位・柏レイソルと6ポイント差に付ける。十分巻き返しは図れるだけに、川崎の後半戦のキーマンとなりそうだ。