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【FC東京-浦和】ショルツが語ったレッズ、先制点、森重真人、長友佑都…「あのようなプレーをFC東京は求めていた」

浦和でのショルツ。2024 Asian Football Confederation (AFC)

「正直なところ、思っていた以上に幸せな気持ちです」

[J1 24節] FC東京 3–2 浦和/2025年7月19日19:00/味の素スタジアム

 J1リーグ24節、FC東京のアレクサンダー・ショルツが昨季途中まで所属した浦和レッズとの一戦に臨み、センターバックとしてフル出場し、3-2の逆転勝利を支えた。

 先制点は自身のボールの持ち上がりから長友佑都にパス。ショルツがアンダーラップで相手の注意を引き、長友のクロスから遠藤渓太のジャンプヘッドによるゴールが決まった。

 ショルツが浦和でも見せていたが、なかなか得点につながらなかったオフ・ザ・プレーの動きが、ゴールに間接的につながった。これはFC東京にとっても大きな収穫になったはずだ。

 ショルツは「あのようなプレーをFC東京が求めていました。それを出すことができて良かったです」と頷いた。

 また浦和との初めての対戦について、「正直なところ、思っていた以上に幸せな気持ちです。自分のことを助けてくれて、素晴らしいゲームになりました。チームメイトには感謝しています」と、時間が経過するごとに連係面もフィットし、勝利できたことを喜んだ。

 この日は森重真人とCBのコンビを組んだ。

「二人の関係はすごく良くて、お互いにそれぞれのスタイルに適用しようとしていて、よく互いを見ながらプレーしています。もっと向上していけます。2失点してしまいましましたが、上手く対応できていました。自信を持ってプレーできているからこそ、いい試合ができていると思います」

 また38歳の長友が2アシストを記録した。同サイド(右サイド)でプレーしたが、今後も二人が最終ラインに入る機会は多そうだ。

「すごくいい試合をしていました。試合前からかなり燃えていました。ただ試合後にはアイスバスに入り、そこはプロフェッショナルだと感じます。チームや誰ともでも合わせられるプレースタイルで、そういったところのスタイルの継続が大事だと感じさせてくれます」

 それぞれが助け合いながら勝利を重ねられている。ショルツは「ここ5試合で4つ勝っていて、自信にもなりますね」と、何より結果を残せたことを喜んだ。

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 FC東京はこのあとオフを挟み、8月6日の天皇杯セレッソ大阪戦で再開を迎える。