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ソシエダ久保建英が長崎との一戦で始動「これが最後の負けになればベストかなと思います」

長崎戦で出場したレアル・ソシエダの久保建英。写真:長田洋平/アフロスポーツ

笠原翼にカットインから決勝点を決められる。

[親善試合] レアル・ソシエダ 0-1 長崎/2025年7月21日19:00/PEACE STADIUM Connected by SoftBank

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英(Takefusa KUBO)の所属するスペイン1部レアル・ソシエダのジャパンツアー「REAL SOCIEDAD JAPAN TOUR 2025 PRESENTED by Japanet」初戦、V・ファーレン長崎との一戦が7月21日に新スタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」で開催され、長崎が笠柳翼のカットインからのゴールで1-0の勝利を収めた。

 試合前日にチームへ合流した久保は後半開始からピッチに立ち、コーナーキックなどセットプレーのキッカーも担当。27分間プレーし、72分に交代している。

 さっそく高いレベルのキープ力を見せ付けるなど、見せ場を作り出した。しかし得点はもたらせなかった。久保の交代後にチームは失点を喫してしまった。

 久保は試合後の会場のインタビューにも登場。この新スタジアムや環境を称賛し、長崎の今後を健闘を期待。そのうえで、自身の状態を問われると、次のように答えた。

「さきほどゴールを決めた(笠柳)翼選手も言っていましたが、楽しくも、そのなかで強度のある試合ができて良かったと思います。僕らはこれからシーズンが始まるので、これが最後の負けになればベストかなと思いますけれど、ここから徐々にギアを上げていきたいです」

 やはり少なからず悔しさの感じられる一言である。2025-26シーズンに就任したセルヒオ・フランシスコ監督の新たなコンセプトのもと、どのような役割を担っていくのか。久保の新シーズンが長崎でスタートした。

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 レアル・ソシエダは7月25日、横浜FCとニッパツ三ツ沢球技場で対戦する。