【ヴィッセル神戸】三木谷会長「皆様のお陰でなんとか開催することができました。ありがとうございました」。一転バルサ来日実現、クラブ30周年の歴史を物語るような“劇的”な一戦に
来日したバルサのラポルタ会長(左)と神戸(楽天)の三木谷会長がユニフォームを交換。写真:森田直樹/アフロスポーツ
バルセロナ、神戸で魅力あふれるサッカーを披露。
スペイン1部FCバルセロナのジャパンツアー・ヴィッセル神戸戦が7月27日にノエビアスタジアム神戸で無事開催され、バルサが3-1で勝利を収めた。バルサはこのあと韓国で2試合を行う予定だ。
昨シーズンのラ・リーガを制覇したバルサが、ハンス=ディーター・フリック監督のもと、さらに進化を遂げようとしている。その強さと魅力を、満員で埋めた約3万人の神戸のファンの前で披露した。
今回一時、バルサが来日中止を発表。スペインメディアによると、日本開催分のプロモーターとされるヤスダグループの未入金騒動により、そのような決断が下されたという。
するとそこからヴィッセル神戸の責任企業であり、今回のチケットを請け負う「楽天チケット」を運営する楽天が動いて、その未入金分を補填。さらに楽天の三木谷浩史会長は懸念だった日程変更に伴う飛行機の手配なども行い、まさにギリギリで実現した。
三木谷会長は7月28日、自身のエックス(@hmikitani)を更新し、「皆様のお陰でなんとか開催することができました。ありがとうございました。そして、ご迷惑をおかけしました皆様、クラブ代表としてお詫び申し上げます」と感謝を伝えた。
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クラブ創設30周年記念マッチはまさに波乱と栄光……その歴史を物語るような“劇的”な一戦となった。