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【なでしこ】女子W杯予選となる豪州女子アジア杯組み分け抽選会、ベトナム、インド、台湾と同組に

なでしこジャパン(日本女子代表) 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ポット2の韓国、中国と別組に。

 日本サッカー協会(JFA)は7月29日、アジアサッカー連盟(AFC)が同日にオーストラリアのシドニーで、AFC女子アジアカップオーストラリア2026(豪州女子アジアカップ)の組み合わせ抽選会を行い、日本女子代表(なでしこジャパン)がベトナム、インド、チャイニーズ・タイペイ(台湾)と同組に入ったと発表した。

 この大会の上位4チームと準々決勝敗退チーム同士のプレーオフで勝利した2チームが、自動的に2027年に開催されるブラジル女子ワールドカップ(女子W杯)の出場権を獲得できる。

 日本はポット2の韓国、中国との対戦が回避された。

 なでしこジャパンのニルス・ニールセン監督は、JFAを通じて、次のようにコメントしている。

「来年3月に開催されるAFC女子アジアカップオーストラリア2026 は、私たちの最終目標である FIFA女子ワールドカップブラジル 2027 へのアジア最終予選も兼ねています。

 今回、グループステージの対戦相手が決まりましたが、いずれの試合も決して簡単なものではありません。それでも、全ての試合に勝つ可能性があり、そして私たちは勝たなければならない立場にあります。これまで非常に集中して質の高い準備を重ねてきて、この大会に優勝候補の一角として臨めると考えています。

 今年2月の SheBelieves Cupではアメリカと対戦し、その後の国際親善試合ではコロンビア、ブラジル、スペインといった世界の強豪とも対戦して非常に価値ある経験を積んできました。

 7月には東アジアE-1サッカー選手権でアジア諸国とも対戦し、チームのさらなる成長につなげています。これまでの経験と成果を土台に、今後の活動でもさらに入念に準備を進めていきます。

 一試合一試合を確実に勝ち切り、まずは女子ワールドカップの出場権獲得を最低限の目標として必ず達成したいと考えています。

 もちろん、私たちの目標はタイトル獲得です。しかし、同じ目標を掲げているチームは他にもあり、優勝できるのはたった一つのチームです。その一つになるために、私たちは全てを懸けて戦います」

 豪州アジアカップの組み合わせは次の通り。

◎グループ A
【A1】オーストラリア
【A2】韓国
【A3】イラン
【A4】フィリピン

◎グループ B
【B1】朝鮮民主主義人民共和国
【B2】中国
【B3】バングラデシュ
【B4】ウズベキスタン

◎グループ C
【C1】日本
【C2】ベトナム
【C3】インド
【C4】チャイニーズ・タイペイ

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▼ マッチスケジュール
第 1 戦 vs チャイニーズ・タイペイ
第 2 戦 vs インド
第 3 戦 vs ベトナム