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【移籍】日本代表の伊東純也がKRCゲンク復帰へ、すでに「個人合意」。移籍金300万ユーロ、3年契約の正式オファー!

伊東純也 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

あとはクラブ間交渉に委ねられる。スタッド・ランスのジャパンツアー後、一気に進展か!?

 ベルギー1部のKRCゲンクが8月1日までに、フランス2部スタッド・ランスに所属するサッカー日本代表FW伊東純也(Junya ITO)の獲得へ正式オファーを出した。すでに個人合意には達していて、あとはクラブ間の交渉に委ねられたようだ。

 2024-25シーズンのスタッド・ランスはフランスカップ決勝に進んだもののパリ・サンジェルマンに敗れてタイトル獲得ならず。さらに2部降格の憂き目にあった。伊東自身はシーズン終盤、ケガに苦しみ、チームに貢献できない苦しい想いも経験した。

 リーグ・ドゥで1年での1部復帰を目指すのか、それともよりクオリティの高いトップカテゴリーのステージにこだわるのか……。1年後に北中米ワールドカップ(W杯)が控えるなか、32歳の伊東の選択が注目されてきた。

 アメリカ・クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)に向けた6月1日から10日の補強期間には、イーグルグループのフランス1部オリンピック・リヨンに加入し、ブラジル・セリエA(1部)ボタフォゴFRに一旦レンタルされるという仰天プランも噂された。しかし、このタイミングでの移籍は実現しなかった。

 そうしたなか、昨季レギュラーシーズンをダントツ1位で終えたものの、決勝ラウンドで3位に終わってしまったベルギー強豪であり古巣のゲンクがこのほど、正式オファーを出したというのだ。

 日本人選手の移籍にも詳しいジャーナリストのサーシャ・タヴォリエリ氏は8月1日、自身のエックス(@sachatavolieri)で、「伊東純也、KRCゲンク復帰が近づいている!」として、すでに3年契約で個人合意に達したとレポート。加えて「スタッド・ランスは正式オファーを受けていて、ゲンクとの交渉は300万ユーロ(約5億1000万円)近い移籍金で進んでいる」と具体的に伝えている。

 伊東のこれまでの貢献度を考慮すると、スタッド・ランスもこの交渉には前向きに応じるものと見られる。

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 ジャパンツアーを行っているスタッド・ランスは8月2日に最終第3戦、ガンバ大阪とパナソニックスタジアム吹田で対戦する。このあと一気に交渉が進展するか!?