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【東京V】木村勇大が名古屋へ完全移籍、綱島悠斗が海外移籍のためチーム離脱

東京Vのサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「伝統あるクラブの10番を背負ったのにも関わらずシーズンの途中でチームを離脱することになってしまい本当に申し訳ありません」

 J1リーグの東京ヴェルディは8月4日、木村勇大(Yudai KIMURA)が名古屋グランパスに完全移籍することが決まったと発表した。また綱島悠斗(Yuto TSUNASHIMA)が同日、海外移籍を前提とした準備のためチームを離脱することになった。

 木村は2001年2月28日生まれ、大阪府堺市出身。185センチ・84キロ。これまでのキャリアは、YNキッカーズ ― 東京ヴェルディジュニア ― ヴィッセル神戸U-12 ― 神戸U-15 ― 大阪桐蔭高 ― 関西学院大 ― 京都サンガF.C. ― ツエーゲン金沢(育成型期限付き移籍) ― 東京V。 2025シーズンは、 J1リーグ20試合・2得点。

 木村は東京Vを通じて、次のようにコメントしている。

「このたび、名古屋グランパスに完全移籍することを決めました。まずは、今年から完全移籍で加入し、伝統あるクラブの10番を背負ったのにも関わらずシーズンの途中でチームを離脱することになってしまい本当に申し訳ありません。

 この決断をするにあたって、悩みに悩んで考え抜いた上で決めました。ヴェルディというクラブがだいすきで、なんと言ってもチームメイトがだいすきでした。

 プロ1年目、上手く行かずどん底にいた自分を救い出してくれ、新たな世界を見せてくれたのはヴェルディであり、江尻さん、城福さん、(森下)仁志さんをはじめとするスタッフ陣には感謝してもしきれません。

 この決断に対してさまざまな声があることは承知しています。 その決断を正解に変えられるように死ぬ気で名古屋の地で踏ん張って戦ってきます。味スタで聞くチャント、多くの人が着てくれていた10番のユニフォーム、声をかけてくれたファン・サポーターの皆さんの声がいつも背中を押してくれました。1年半いい時も悪い時も支えてくれたチームメイト、スタッフ、ファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました!」

 綱島は移籍が決まった際、コメントを発表する。

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