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福山雅治さんフジ会合の問題点とは?「中居さんの事案とはまったく異なる」福永弁護士が解説

福山雅治さん 写真:YONHAP NEWS/アフロ

ユーチューブで情報を発信。

 フジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会の報告書で記されていたフジテレビの当時専務だった大多亮氏の主催した懇親会に出席していた「有力男性番組出演者」が、福山雅治氏だったと8月18日に一部で報じられた。

 これを受けて、福山氏の所属事務所アミューズが公式サイトで声明と経緯などを発表。懇親会に出席した事実は認めているものの、「あくまで仕事先の会食にお招きいただいたとの認識のもと出席させていただいた次第であり、一連のフジテレビ問題で取りざたされているような問題はありませんでしたが、福山本人の『これはきちんと回答すべきである』という意向もあり、第三者委員会には前向きに協力させていただきました」と説明している。

 一方、「ヒアリングを『拒否』したという事実は一切ございません。その後、今年3月31日に第三者委員会の報告書が公表されましたが、報告書の内容は、その性質上、極めて秘匿性の高いものであったため、懇親会参加者の詮索、特定、誹謗中傷といった個人の生活を脅かすような事態にならないように、こちらから名乗り出ることは控えておりました」とも強調している。

 こうした情報を受けて、ユーチューブでも人気を博す弁護士の福永活也氏が自身の公式チャンネル『福永活也@冒険家弁護士』で、このニュースについて、Web記事と週刊誌を読んだうえで、二度にわたり情報を発信して、詳しく解説している。

 報道では、福山氏が「新人女子アナを会いたい」などと要望していたことが事実確認され、会合ではいわゆる“下ネタ”に不快を示す人もいたという。そして大多氏と福山氏は「蜜月関係」にあり、2005年から2019年まで(フジの報告書は「2005年以降」とのみ記されているという。また福山氏が結婚したのは2015年)つながりがあったことも記されているそうだ。

 福永弁護士はWebのあと週刊誌の記事を読んだとして、「印象はそんなに大きく変わらない」としている。

 Web版の記事を読んだあとは、性暴力の疑惑を持たれて芸能界からの引退を発表した中居正広の件にも触れ、「中居さんの事案とはまったく異なるものです」とも強調している。

 同弁護士は、福山氏が自身にその気や悪気はなかったとしても、“権力”のある側にいたという認識がなさすぎた点を指摘。仕事上で接する際、不快を示す人物もいる可能性があるという配慮は持つべきだったと解説している。

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 ただ、もしかすると今後もフジ第三者委員会の報告書で伏字になっていた有力者などの名前が、今後も取り沙汰されることがあるのではないかとも見ていた。