【移籍】名願斗哉がベガルタ仙台から川崎フロンターレへ復帰。双方・選手と合意のうえレンタル解除
名願斗哉 写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「また応援してもらえるような選手になれるように頑張ります」
J1リーグ 川崎フロンターレは8月20日、J2のベガルタ仙台に育成型期限付き移籍していた名願斗哉(Touya MYOGAN)が、両クラブ・選手合意のもと期 限付き移籍契約を解除し、川崎に復帰することが決定したと発表した。背番号は「29」。
名願は2004年6月29日生まれ、大阪府堺市出身、179センチ・69キロ。
これまでのキャリアは、SSクリエイト(堺市立五箇荘小)― ガンバ大阪ジュニアユース(堺市立五箇荘中)― 履正社高校 ― 川崎 ― 仙台 ― 川崎。今季仙台ではJ2リーグ13試合・1得点を記録していた。
名願は川崎のファン・サポーターへ次のように抱負を語っている。
「ベガルタ仙台から川崎フロンターレに戻ることになりました。またフロンターレのエンブレムをつけてサッカーができることを本当に嬉しく思います。成長した姿を少しでも早くピッチで見せ られるように、日々精進していきたいと思います。応援よろしくお願いします」
一方、仙台のファン・サポーターへ次のように、今回の決断の背景などを伝えている。
「まず、チームが苦しい時にこのような移籍の決断をしたことを申し訳なく思います。自分がどれだけ仙台の力になれたかと聞かれれば、正直何も残せなかったと思います。自分の力不足なことが多く、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。
ただ、仙台に来て、素晴らしいチームメイト、スタッフ、ファン、サポーターと共に戦えたこと、出会えたことは本当に大きな財産です。満員のユアスタから聞こえてくるあの声援は、どんな時でも本当に力になりました。
ファンサービスの時に名願選手のドリブルが大好きですと言ってもらえることが嬉しく、サッカーをしてて良かったと思えました。全ては書き切れないので、最後になりますが、この決断が正しかったと言ってもらえるような活躍を見せることが、自分にできる一番の恩返しだと思うので、そのために努力して、また応援してもらえるような選手になれるように頑張ります。
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約1年半本当にありがとうございました! 僕は仙台というクラブ、街が本当に大好きです」