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【日本代表】町田浩樹が負傷交代、「時間がかかるのでは…」解説の鄭大世氏はヒザの側副靭帯損傷かと心配する。ホッフェンハイムデビュー戦で

町田浩樹 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

チームはレバークーゼンに金星。

[ブンデス1部 1節] レバークーゼン 1-2 ホッフェンハイム/2025年8月24日/バイ・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ1部の2025-26シーズン開幕戦、TSG1899ホッフェンハイムが2-1で2シーズン前の王者バイエル・レバークーゼンにアウェーで勝利を収めた。

 この試合、ホッフェンハイムに加入したサッカー日本代表DF町田浩樹がセンターバックとして先発出場し、ブンデスリーガデビューを果たした。しかし1-1で迎えた前半終了間際、左ヒザを傷めて負傷交代を余儀なくされた。

 41分、縦に抜け出したアレハンドロ・グリマルドにやや後方から左足を出してボールカット。だがその足にグルマルドの体重が乗って両者が倒れ込み、町田は起き上がれない。一度治療を受けたあと立ち上がり、ヒザの屈伸をして、走るモーションも見せて、プレー可能と判断してピッチに戻った。

 しかし、すぐ再び倒れ込み、スタッフに両脇を抱えられて、ロッカールームに引き上げた。

 DAZNでこの試合を解説していた鄭大世氏は、ヒザの内側側副靭帯を傷めたのではないかと不安そうに語った。側副靭帯損傷には重度があり、鄭氏は町田の状態を見て「時間が掛かるのではないか……」と心配していた。町田はヒザも抱えていただけに、そのあたりの状態も懸念される。

 北中米ワールドカップ(W杯)を1年後に控え、日本代表の守備陣では、冨安健洋、伊藤洋輝がリハビリ中。高井幸大も負傷のため、トッテナム・ホットスパーFCでのデビューは見送られている。

 なおオランダのアヤックス・アムステルダムの板倉滉もエールディビジ開幕戦で負傷交代したが、足を攣ったため、大事を取ったということだ。

 日本代表センターバックの主力にケガが相次いでいるのは気になるところだ。

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 ホッフェンハイムは新たなCBの補強が急務になる。