バイエルン連勝スタート。トップ下ニャブリ今季初ゴール、ルイス・ディアス2戦連発! アウクスブルクに3-2
トップ下ニャブリが今季初ゴール!(C)Midori IKE NOUCHI
ハリー・ケインのクロスから先制弾。
[ブンデスリーガ ]アウクスブルク 2-3 バイエルン/2025年8月31日(現地30日)/WWK・ アレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ2節、FCバイエルン・ミュンヘンが3-2でFCアウクスブルクに勝利を収め、連勝スタートを切った。
序盤はアウクスブルクのペースで、王者バイエルンはなかなかボールが繋がらなかった。それでも耐えていくと、28分、ハリー・ケインの左サイドからのクロスをセルジュ・ニャブリがヘディングで沈め、最初の決定機で先制に成功する。
さらに前半アディショナルタイムの45分+4分、マイケル・オリーズからコンラッド・ライマーを経たパスをルイス・ディアスが低い弾道で突き刺す。
後半戦開始直後の48分、ケインからのパスをミカエル・オリーズが軽快に決めて、バイエルンが3-0とリードする。
ところが、ここからアウクスブルクが猛反撃。53分、ヨナタン・ターとダヨ・ウパメカノの新センターバックコンビの隙を突かれ、クリスティヤン・ヤキッチにボレ ーシュートを決められてしまう。
さらに76分、メルト・ケミュールが決めて1点差に。試合が分からなくなる。
それでもバイエルンが3-2で逃げ切り、連勝スタートに成功した。
ミュンヘンから約60キロと近いこともあり、数多くのバイエルンファンがアウグスブルグに駆けつけて、満員で埋まった3万660人の観客は白熱のゲームを堪能した。
ミュンヘン出身でありバイエルンでもプレー経験のあるアウクスブルクのサンドロ・ワー グナー監督は試合後の記者会見で、「就任から約8週間で十分準備期間がなかったとはいえ、今日の試合のストラクチャーは非常にうまく機能しました。バイエルン相手に2点を返せたことは非常に喜ばしいが、負けてしまい非常に悔しい」とコ語った。
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督は「状況によって、もっと冷静に守備をする必要がありました。常に攻めるのではなく冷静さを保ち、特定の場面ではペースを落とすことも時に重要で、そうすることで勢いを取り戻せます。アウクスブルクペースになった際の2失点は反省点です」と語った。
バイエルンはインターナショナルマッチウィーク明けの9月13日、ハンブルガーSVとアリアンツ・ア レーナで対戦する。
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バイエルンの伊藤洋輝はリハビリ中のため、メンバー外だった。
photos and text by Mirodi IKENOUCHI