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【移籍】「リバプール イサク」誕生、ニューカッスルが『完全合意』。移籍金はプレミア史上最高額

ニューカッスルのアレクサンデル・イサク。写真:ロイター/アフロ

これからメディカルチェック。移籍期間最終日の“デッドラインデー”に成立へ。

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが9月1日、スウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク(Alexander Isak)の獲得へニューカッスル・ユナイテッドFCと「完全合意」に達した。移籍金はリバプールが今夏獲得したフロリアン・ヴィルツを上回る過去最高1億2500万ポンド(約248億円)相当になる。これからメディカルチェックを受け、正式契約を結ぶ。

 リバプールは8月1日までにニューカッスルへ最初のオファーを提示したが拒否された。ただし交渉の窓は閉じられず、その後も協議は進められていた。

 一方、イサクはリバプールへの移籍を主張し、チームの活動に帯同していなかった。昨季クラブ史上初のタイトルであるカラバオカップをもたらしたエースストライカーだが、クラブの歴史に名を残す英雄になれたはずであったが、やや後味の悪い幕切れとなってしまった。

『ジ・アスレチック』は移籍期間満了となる“デッドラインデー”の9月1日、「リバプールがアレクサンデル・イサク獲得でニューカッスル・ユナイテッドと合意に達した」と報じた。

 この移籍は「連帯での支払い」になるため、ニューカッスルは1億3000万ポンド(約258億円)相当を得ることになり、そのうちリバプールが1億2500万ポンド(約248億円)を支払う。

 リバプールは今夏、バイエル・レバークーゼンからフロリアン・ヴィルツを1億1600万ポンド(約230億円)で獲得している。この額を上回るプレミアリーグ史上最高額に達する。

 リバプールは今季、すでにアイントラハト・フランクフルトからヒューゴ・エキティケを獲得している。エキティケが左ウイング(過去にプレーしている)、そしてイサクがセンターフォワードという基本布陣で、まずは試されていきそうだ。

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 リバプールはアーセナルFCとの大一番、ドミニク・ソボスライの直接フリーキック弾で1-0で制し、開幕から苦しみながらも3連勝を収め首位に立っている。