【リバプール】日本代表キャプテン遠藤航は3戦連続で途中出場、アーセナル撃破。スロット監督「本当によく対応した」と守備陣を評価
日本代表の遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
3連勝で首位。このあと米国遠征に合流、W杯ホスト国のメキシコ、アメリカと対戦へ。
[プレミアリーグ 3節] リバプール 1-0 アーセナル/2025年9月1日(現地8月31日)/アンフィールド
イングランド・プレミアリーグ3節、リバプールFCがアーセナルFCとのホームでの大一番、83分のドミニク・ソボスライのブレ球直接フリーキック弾による1点を守り切り、1-0で制した。リバプールは、唯一の開幕3連勝でリーグ首位に立っている。
遠藤航はリードを奪ったあとの89分、フロリアン・ヴィルツと交代でピッチに立ちシャットアウト勝利に貢献した。遠藤はいずれも途中出場だが、3試合連続で出場している。
リバプールのアルネ・スロット監督は試合後の記者会見で、両者が特長を消し合う守備重視の展開になったことに、「こうした場合は10回対戦すれば、8回は引き分け、1回はどちらかが勝つ内容だったと言えます」と振り返り、勝利をもぎ取った選手たちをたたえた。
また、レッズ守備陣のパフォーマンスについて評価を問われ、指揮官は次のように答えた。
「リバプールのユニフォームを着てプレーすれば、主に称賛を受け、時に批判されることもあります。ただし(批判は)気にすることなどなく、今日の彼らは傑出していました。アーセナルと対戦する時、受ける攻撃の脅威は膨大で、それを上回らなければなりません。『よくやっている』と思っていれば、エベレチ・エゼとマルティン・ウーデゴールが投入されるわけです。それでも本当によく対応し、非常に素晴らしい試合でした。ファン・ダイクはニューカッスル戦ですでに驚異的でしたが、今日、彼も他の選手もさらに良かったです」
そしてスロット監督は最後、幸運をもたしたのも「全員の努力」の結晶だと胸を張った。
「素晴らしいメンタリティでした。結果を掴むためには一段とハードワークし、そこに少しの運が必要でした。繰り返しになりますが、マイケル・ジョーダンが言ったように『努力すればするほど幸運は訪れる』。このチームにまさに当てはまる言葉です」
そのように指揮官は選手たちを賞賛した。
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日本代表キャプテンの遠藤はこのあと、米国遠征に合流する。北中米ワールドカップ(W杯)のホスト国を舞台に、日本は日本時間9月7日11時からメキシコ代表(オークランド)、10日8時37分からアメリカ代表(コロンバス)と対戦する。