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【日本代表】長友佑都が前田大然に唸る「世界でも数少ない武器を持った選手」。11日W杯予選ベトナム戦へ抱負も語る

長友佑都。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

先週末対戦し、ハットトリックを決められる。スプリント数55回に「世界でも相当トップレベル」。

[W杯アジア最終予選 B組 第5戦] ベトナム- 日本/2021年11月11日19:00(日本時間21:00)/ミーディン国立競技場

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選11月シリーズに臨む日本代表のDF長友佑都(FC東京)が11月9日、オンラインによる取材に応じて、ベトナム代表戦への抱負などを語った。

 先週末の横浜F・マリノス戦(●0-8)での大敗を受け、所属先のFC東京の長谷川健太監督が辞任を発表した。そうしたなか日本の左サイドバックは次のように、まずこの日本代表での目の前の戦いに集中すると意欲を示した。

「これまでも難しい状況や逆境を乗り越え、チームで難しいことがあっても切り替えてきました。そのように2008年から戦ってきました。切り替えることに慣れています。しっかりこの日本代表に集中し、ベトナム戦でも試合に出られれば、攻守において躍動できるように頑張りたいです」

 その横浜FM戦で対峙し、ハットトリックを決められた前田大然が今回代表入り。その日本のスピードスターについて、次のように唸っていた。

「率直にスピードのある選手で、ただ速いだけではなくタイミングも良くて継続性があり、守備にも加われる、とても厄介な選手でした。スプリントは1試合55回と、それは世界でも相当のトップレベル。筋肉の遅筋と速筋の両方を高いレベルで兼ね備えている。世界でも数少ない強い武器を持った選手だと思いました」

 そしてベトナム戦。35歳のDFはこの最終予選4連敗中であるベトナム相手に、次のように警戒した。

「攻めたあとのカウンターが強みで、しっかりそこはケアし、連動し合うことが重要になると思います。アジアカップでも難しい試合をして(〇1-0)、強かったイメージがあります。むしろ勝点を取れていないことが不思議に感じます」

 一筋縄ではいかない。長友はそのように気持ちを引き締めていた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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