CL開幕!カルバハル頭突きで一発退場も、エムバペPK2発でレアル・マドリードがマルセイユに逆転勝利

ロドリゴ、ヴィニシウスの仕掛けから。

［CL LF1節］R・マドリード 2-1 マルセイユ/2025年9月17日（現地16日）/ サンチャゴ・ベルナベウ

　UEFA欧州チャンピオンズリーグ（CL）リーグフェーズ（LF）1節、スペイン1部レアル・マドリードが退場者を出しながらもキリアン・エムバペのPK2発で、フランス1部オリンピック・マルセイユに2-1の逆転勝利を収めた。

　マドリードは開始早々、新加入のトレント・アレクサンダー＝アーノルドが負傷交代。ダニ・カルバハルが投入される。だが22分、完璧なカウンターからティモシー・ウェアに先制点を決められてしまう。

　それでも28分、先発抜擢のロドリゴがカットインから倒されて得たPKを、エムバペが向かって左に突き刺し、1-1の同点とする。

　72分、ゴール前で揉めた際、カルバハルが口論したGKヘロニモ・ルジに頭突きをしたとして、VARの介入が入る。すると主審がビデオで確認するOFRを経て、やや厳しい判定ではあったが……レッドカードにより一発退場処分が科せられた。

　10人になりながらもホームのレアル・マドリードは数的不利を感じさせず猛攻。81分、途中出場したヴィニシウスの突破からハンドのファウルでPKを獲得。カルバハルからキャプテンマークを託された『10番』エムバペが、再び向かって左に決めて、2-1と逆転に成功した。

　最後はGKティボ・クルトワのスーパーセーブも飛び出して、マドリードが2-1で逃げ切り、勝点3を獲得した。

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　レアル・マドリードは週末のラ・リーガ、アトレティコ・マドリードとのダービーに臨む。