万雷の拍手!日本代表MF伊東純也、ゲンク復帰後初ゴール。『10番』が左サイド起用に応えて昨季王者から
伊東純也 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
しかし…チームは後半アディショナルタイムの失点で敗れる。
[ベルギー1部 8節]ゲンク 1-2 ユニオン/2025年9月21日/セゲカ・アレーナ
KRCゲンクのサッカー日本代表MF伊東純也(Junya ITO)がベルギーリーグ1部8節、昨季王者ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズとの一戦で、貴重な同点ゴールを決めてみせた。しかし試合は、後半アディショナルタイムの失点により、1-2で敗れた。
元ヴィッセル神戸のトルステン・フィンク監督のもと、この日の伊東は4-2-3-1のこれまでの右ではなく左MFで先発。前半は何度かチャンスになりかけたものの得点ならず。逆にカウンターから先制されてしまう。
それでも後半、優位に立てるスペースを突き、相手陣内に風穴を開ける。すると56分、右MFに入った23歳のヤルネ・ステウカースのラストパスにダイレクトで合わせて、ゴールネットを揺らした。これが待望のゲンク復帰後、リーグ戦初ゴールとなった。
さらにそのあとも『10番』伊東にボールが集まり、決定機を作り出した。
前半に足首を傷めた影響もあったのか、伊東は69分に交代している。ベンチに退く際、ホームのサポーターからは万雷の拍手が送られた。
そのあとゲンクが逆転に成功したかに思われたが……。VARの介入からOFRを経て、画質などの影響もあったとも言えそうな微妙な判定で、GKがボールを芝の上で押さえる瞬間に蹴り込んでいるように見えるが、GKが“ボールをキャッチした”という判定でゴールは取り消された。
すると後半アディショナルタイム、選手層を見せ付けられるように、怒涛の猛攻からロブ・スクーフスに決められてしまった。ユニオンは3連勝で開幕から8試合負けなし。
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一方、ゲンクは2勝2分4敗。今季初のリーグ戦連敗を喫した。このあとミッドウィークには、UEFAヨーロッパリーグ(EL)で、レンジャーズ戦が組まれている。