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【鹿島 3-1 大阪】植田直通が2アシスト。PK献上3分後に知念慶が渾身ヘッド、レオ・セアラ逆転弾!

鹿島の知念慶。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

鬼木采配的中、3連勝で首位キープ! 交代出場したチャヴリッチのラストパスから松村優太も決める。

[J1 31節] 鹿島 3–1 C大阪 / 2025年9月23日18:03 / メルカリスタジアム

 J1リーグ31節、鹿島アントラーズがセレッソ大阪との一戦、ヴィトール・ブエノにPKで先制されながらも、知念慶、レオ・セアラ、松村優太のゴールで、3-1の勝利を収めた。植田直通がクロスとロングフィードで2アシストを記録した。

 前節から中2日の厳しい日程で、両チームともにこの一戦に臨んだ。

 28分、微妙な判定ではあったが、知念慶のアフターチャージで、C大阪がPKを獲得。これをヴィトール・ブエノが沈めて、アウェーチームは先制に成功した。

 しかし3分後の31分、右サイドに抜け出した植田のクロスを、知念がジャンプヘッドで競り勝ち豪快にゴールネットを揺らす。“ストライカー知念”の本能が発揮された一撃となった。

 そして後半からエース鈴木優磨が投入される。これで鹿島は改めて前線のエネルギーが高まる。すると53分、自陣ゴール前の植田のフィードから、レオ・セアラが抜け出す。GKキム・ジンヒョンとの1対1になると、タイミングを外すアウトサイドのショットを放って、ファーサイドのネットを揺らした。

 さらに鬼木達監督の采配が的中する。68分、チャヴリッチのマイナスのクロスに松村が合わせてゴール! 交代出場した二人から大きな3点目が決まった。

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 一方、C大阪は鹿島の危険エリアに何度も進入。しかしFW中島元彦が独力での打開にこだわって、チャンスになると周囲を生かせず。香川真司、ルーカス・フェルナンデス、チアゴ・アンドラーデらを投入し反撃を試みたが、追撃のゴールは決められなかった。