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【バイエルン】『トップ下ハリー・ケイン』ハットトリック達成! ジャクソンとの併用いきなり成功

ハリー・ケインが早くも今季二度目のハットトリック達成。(C)MIdori IKENOUCHI

週末は菅原由勢のブレーメンと対戦!

[ブンデス1部 4節]ホッフェンハイム 1-4 バイエルン/2025年9月21日(現地20日)/プレゼロ・アレーナ

  ブンデスリーガ4節、FCバイエルン・ミュンヘンはTSG1899ホッフェンハイムに4-1で勝利を収め、開幕4連勝を飾った。

 今季のヴァンサン・コンパニ監督の方針が示されるように、バイエルンは主力をベンチスタートにして、期待の若手である弱冠17歳のレンナート・カール、チェルシーFCから加入したニコラス・ジャクソンが初めてスタメンで出場した。

 しかも4-2-3-1のセンターフォワードにジャクソン、トップ下にケインが入るという陣容が採用された。

 連係は徐々に噛み合い出して、前半終了間際の44分、コーナーキックからハリー・ケインが決めて、エースストライカーの一発で流れを引き寄せた。

 後半に2ゴールを追加したケインは、ハットトリックを達成。後半アディショナルタイムの99分、交代出場したセルジュ・ニャブリが見事なシュートを突き刺して、4-1の勝利を収めた。

 真夏のような暑さのなか選手たちの体力の消耗も激しかったが、満員3万150人で埋まったスタジアム、バイエルンサポーターの声援はホームをしのぐ力強さで後押しした。

 ケインは今季二度目のハットトリックを達成。4試合・8ゴールと飛ばしている。

 ホッフェンハイムのクリスティアン・イルザー監督は試合後の記者会見で「非常に悔しい敗戦。前半戦は非常によく、バイエルンを苦しめる事に成功したが……」と残念がった。

 この日のフラッシュインタビューですでに布陣について何度も聞かれたというバイエルンのコンパニ監督だが、「クラブ・ワールドカップに出場した影響で、シーズンオフの休暇が短く準備の期間も限られました。さまざまな組み合わせを試す必要があると感じています」と語っている。

 伊藤洋輝はリハビリ中。新戦力の融合も一気に進むバイエルンは次節、アウェーで日本代表DF菅原由勢の所属するヴェルダー・ブレーメンとの一戦に臨む。

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text and photos by Midori IKENOUCHI