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キングスレイ・コマンがアル・ナスル加入、クリロナと同僚に。G大阪とACL2で対戦の可能性

バイエルンのキングスレイ・コマン。写真:AP/アフロ

このあと香港で合流し、契約書にサイン。バイエルンがチームからの離脱を認める。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部 FCバイエルン・ミュンヘンに所属しているフランス代表FWキングスレイ・コマン(Kingsley Coman)が8月14日、サウジアラビア1部アル・ナスルFCに完全移籍することが決定的となった。

『ビルド』によると、コマンはこのあと香港で、アル・ナスルと合流。そこで契約書にサインするという。バイエルンもチームからの離脱を容認したそうだ。

 クリスチアーノ・ロナウド、サディオ・マネ、ジョアン・フェリックス……そしてコマンが加わることになる。

 バイエルンは今夏、サイドアタッカーを補強ポイントに挙げ、日本代表の三笘薫もリストアップされていたなか、リバプールFCのコロンビア代表ルイス・ディアスを獲得。コマンの動向が注目を集めていた。

 イタリア・セリエAのユベントスFCから10代でレンタルでバイエルンに加入、そこから完全移籍を果たし、チームの一時代を築いてきた。フランス代表としても58試合・8ゴールを記録している。

 タイトル獲得に燃えるアル・ナスルだが、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートの出場権を得られず、ACL2に回っている。ただし、ACL2で優勝できれば、翌シーズンのACLエリートも獲得できる(サウジリーグで上位に入れば[今季であれば3位]、ACLエリートの出場権を得られる)。

 2027年まで契約を延長したクリスチアーノ・ロナウドとともに、アル・ナスルがアジア制覇への道を着々と歩もうとしている。

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 2025-26シーズン、ACL2にはJリーグからガンバ大阪がエントリーしている。ACL2は東西地区に分かれて準決勝まで行われ、来年5月16日、ファイナルが行われる。ここまで勝ち上がれば、G大阪 対 アル・ヒラルのカードが実現する可能性がある。