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歯の詰め物、入れ歯…技工士が深刻な後継者不足。ホリエモン指摘「国家資格だから給料高くなるとか意味わからん」

堀江貴文さん。(C)SAKANOWA

エックスでつぶやき話題に――。

 三重県保険医協会が公表したアンケートをもとにした記事を引用して、実業家であるホリエモンこと堀江貴文氏が9月25日、自身のエックス(@takapon_jp)で反応して、大きな話題を集めている。

 同協会は公式サイトで「2024年歯科技工所アンケート調査結果と概要報告」を公開。国家資格である歯科技工士に関し、全国36都道府県の歯科技工所から2002件の回答を得たという(そのうち三重県の回答数51件)。

 結果によると、技士の年齢構成は30代がわずか2パーセントで50代以上が8割を超えている(60代のみで51パーセントを占める)、週70時間を超えて働く人が2割超、年収300万円以下が約4割……など、厳しい労働の実態が浮き彫りになっている。

 アンケートの報告書では、後継者不足が深刻であるとして、最後に「私たちの要求」として、「歯科診療報酬を歯科医院と歯科技工所(士)の両者の経営と生活が成り立つ水準に引き上げること」など3点を求めている。

 そうした内容を「国家資格と思えない」と題して伝えた記事に、堀江氏はエックスで「国家資格だから給料高くなるとか意味わからん」とポストした。

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 これまで技術の優劣が報酬に十分反映される仕組みになってこなかったようで、ホリエモンのつぶやきをキッカケに、このテーマへの注目度が高まりそうだ。