久保建英が別メニュー調整 日本代表メンバー発表直前、ラージョ戦へのソシエダ全体練習初日から外れる
久保建英 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
アランブルとともに「予防措置」のためということだが…。
スペイン1部レアル・ソシエダが10月1日、5日にホームで行われるラージョ・バジェカーノ戦に向けたトレーニングをスタートさせた。しかし、日本代表MF久保建英が別メニューだったと現地メディアは伝えている。
2日には日本代表メンバーの発表がある。10日にパラグアイ代表(@パナソニックスタジアム吹田)、14日にブラジル代表(@東京スタジアム)と強豪との注目の対決が組まれている。久保がベストの状態で挑めるのかどうかが注目される。
『ムンド・デポルティボ』によると、レアル・ソシエダはオフを挟み、10月1日にスビエタ(トレーニング施設)でラージョ戦に向けた本格的なトレーニングをスタートさせた。しかし「主力が複数人不在で、順調なスタートとは言えなかった」と報じた。
クラブの情報として、ジョン・アランブルと久保は「予防措置」のためピッチ脇で軽めの調整を行ったという。
FCバルセロナ戦でスターティングメンバーとして発表されたアランブルだが、ウォームアップ時にヒザに違和感を覚えたため出場を回避。まだ全体練習には戻っていない。一方、久保は後半途中からピッチに立ち、クロスバー直撃弾など見せ場を作ったものの得点に絡めず、ソシエダは1-2で敗れた。
あくまでも週末の試合を見据えて、負荷を避けた調整と見られる。ただ1か月前の日本代表のアメリカ遠征で負ったケガだが、しっかり完治していると言えない状態が続いているのは気になるところだ。
同メディアによると、ヤンヘル・エレーラ、アリツ・エルストンド、オーリ・オスカルソン、ヨン・マルティン、イニャキ・ルペレス(Bチーム)がいずれも別メニュー中に。いずれも「週末までに回復する見込みは薄い」と見ている。
このあと試合まで3日間のトレーニングがある。あくまでも大事を取っただけで久保が今度こそ完全復活した姿を見せることができるか。できれば、今週末の試合でゴールと勝利で勢いを付け、日本代表の活動に参戦してほしいところだ。
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7節を終えて、ラージョが16位、レアル・ソシエダが18位。いずれも1勝2分4敗の勝点5で並んでいる。