久保建英が途中出場、ボールに触れず。マジョルカはセルタとスコアレスドロー

２試合連続ゴール、チームの連勝ならず。

[スペイン１部 17節] マジョルカ ０-０ セルタ／2021年12月10日21：00（日本時間11日5:00）／エスタディ・デ・ソン・モイシュ

　スペイン１部リーグ、RCDマジョルカがホームでセルタ・デ・ビーゴとスコアレスで引き分けた。レアル・マドリードからマジョルカにレンタル移籍中の日本代表MF久保建英は69分から途中出場したが、ほとんどボールに触れられず、２試合連続ゴールはならなかった。

　前節のアトレチコ・マドリード戦で途中出場からアディショナルタイムに衝撃の決勝ゴールを決めた久保は、右ヒザのケガからの復帰後、３試合連続の途中出場に。69分から4-2-3-1の右MFに入った。２列目の並びは右から、久保、イ・ガンイン、ダニ・ロドリゲス。

　20歳のレフティはさっそく背後に抜け出ようとした韓国代表MFイ・ガンインへのパスで攻撃に変化を付けようとする。ただ、風下に立つなか、その後はなかなかボールに触れられない。

　中央や左などポジションを変えながら、ボールを受けようとする久保だが、ホームチームはボールを蹴り出すだけの展開でサイドまでボールが来ない。終盤は劣勢を強いられ、久保も自陣で守備に回る時間が増えた。

　守護神マノロ・レイナのビッグセーブにも救われ、結局そのままスコアレスで試合終了に。久保はリーグ９試合・１得点。２戦連続ゴール、チームのリーグ連勝はならなかった。

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[文：サカノワ編集グループ]