メンバー外続く香川真司、PAOK監督が久々言及「カガワは元気で…」。元・日本代表エース、新天地の噂は…
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
11月のパナシナイコス戦でベンチ入りしたが――。
ギリシャ1部PAOKテッサロニキのMF香川真司が約3か月、出場機会を得られずにいる。
背番号「10」をつけてきた日本代表のエースは9月12日に行われたリーグ開幕のPASヤニス戦で4-2-3-1のトップ下で先発出場(61分で交代)を果たした。しかし外国籍選手枠の問題もあり、2節からはメンバー外に。
11月7日の9節パナシナイコスFC戦で久々にベンチ入りしたものの出場機会を得られず。すると10節から再び3試合連続でメンバー外が続いている。
そうしたなかギリシャメディア『EPT』によると、ルーマニア人のラズヴァン・ルチェスク監督が12月8日、翌日の欧州カンファレンスリーグ・グループステージ(GS)6節、ホームでのリンカーン・レッド・インプスFC戦(ジブラルタル)に向けた記者会見で、香川についてひと言、言及している。
PAOKは現在同リーグ2勝2分1敗でグループ3位。この最終戦、同じ勝点である2位SKスロヴァン・ブラチスラヴァの結果によっては、ヨーロッパリーグ(EL)3位のチームとのプレーオフに臨める可能性がある。最近公式戦5戦連続で勝ち星がないなか、指揮官は次のように語っている。
「勝てずにいて雰囲気はあまり良くありませんが、これもサッカーですし、慣れないといけません。私たちは目標を持ち、自信を取り戻そうと努力しています。(負傷者などの状況について)ドウグラスは試合に臨めます。ロドリゴ、(スヴェリル・インギ)インガソン、香川は元気ですが、いずれもリストから外れています」
そのように指揮官は、登録リストから外れている香川だが、コンディション的には問題ないと説明している。
このあとリーグ戦でチャンスが与えられることはあるのか――。
ギリシャの複数のメディアではこれまで、1月に開く冬の移籍市場で、香川のセレッソ大阪など日本復帰とともに、アメリカとカナダで行われているメジャーリーグサッカー(MLS)への移籍の可能性を報じている。
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[文:サカノワ編集グループ]