堂安律がブンデス最終節で“悔しい”初の二桁ゴール達成。フライブルク、フランクフルトに敗れCL出場権を失う
堂安律。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
ドルトムントがCL圏内に滑り込む。フライブルクはELに回り、佐野海舟のマインツがカンファレンスリーグに。
[ブンデスリーガ 34節]フライブルク 1-3 フランクフルト/2025年5月17日/オイローパ=パルク・シュタディオン
ドイツ・ブンデスリーガ1部最終の34節、SCフライブルクの堂安律がアイントラハト・フランクフルトとのホームゲームで先制ゴールを決めた。これで自身キャリアハイの二桁「10ゴール」を記録した。しかしそのあと失点を喫して1-3で敗れ、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を失った。
前節まで3位と4位の対決で、勝ったほうがCL出場権を自動的に得られるという最後に組まれた熱い一戦に。ホームのフライブルクは27分、スローインの流れから堂安が炎の左足ボレーを叩き込んで、先制点をもたらす。
しかしその後、次第にアウェーチームが挽回。同点に追い付いたあと後半はフランクフルトのカウンターが炸裂する。61分にラスムス・ニッセン、63分にエニス・スキリが決めて、1-3とリードを広げられた。
日本代表では『10番』をつける堂安はそこからもチャンスを作り出したものの、フランクフルトの固い守備に阻まれる。結果的に、フライブルクはフランクフルトに完敗を喫した。
33節まで5位だったボルシア・ドルムントがホルシュタイン・キールに勝利を収めて、CL圏内4位に食い込んだ。逆にCL圏4位だったフライブルクは5位に落とし、来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を得た。
関連記事>>【移籍】強豪ドルトムントが日本代表『10番』堂安律の獲得に名乗り。フライブルクは後継者の補強に動く
また佐野海舟の所属する1.FSVマインツ05が6位に入り、カンファレンスリーグの切符を掴んだ。