【移籍】強豪ドルトムントが日本代表『10番』堂安律の獲得に名乗り。フライブルクは後継者の補強に動く
堂安律 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
来季CL出場権を獲得できるかどうかも鍵に。あるいは、あと1年残留も!?
ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムントが今夏の移籍マーケットで、SCフライブルクに所属している日本代表MF堂安律(Ritsu DOAN)の獲得に名乗りを挙げた。すでにアイントラハト・フランクフルトが補強を検討していたなか、これから激しい獲得合戦が繰り広げられていくか!?
『スカイ』が5月13日、フランクフルトがクラブの総意として堂安獲得に動いていると報道。ただし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を得られるかどうかが、クラブにとって、そして堂安にとってのポイントで、交渉はシーズン後になると見られるという。
そうしたなか、ドルトムントも堂安獲りに参戦。すでに堂安サイドと一度話し合いが行われたとも報じている。昨季CL準優勝チームではあるが、マルコ・ロイス、マッツ・フンメルスらチームの顔が退団した今シーズンのブンデスリーガでは苦戦を強いられて、あと1試合残して現在5位。CL出場権を得られる4位にフライブルク、3位にフランクフルトが位置している。
日本代表で『10番』をつける26歳の堂安は、フライブルクと2027年6月まで契約を結んでいる。今季ブンデスリーガ33試合・9得点・8アシストと活躍し、パワー系のタレントが揃う前線にテクニックとスピードをもたらして相手守備陣を翻弄してきた。
ただフライブルクはすでに後継者候補である19歳のシリアク・イリエ(Cyriaque Irié)をフランス2部トロワACから獲得予定であると噂される。
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あるいは……フライブルクでCLの出場権を得られれば、あと1年残留することもあり得るか。来夏開催される北中米ワールドカップ(W杯)をどのように考慮するかで選択も変わってきそうだ。