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【神戸】3連覇へ浦和に痛い1敗、大迫勇也が前半で交代した理由は? 吉田監督「サコがいるか、いないかで…」

神戸の大迫勇也。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

長期離脱は回避できるか…。

[J1 33節] 浦和 1–0 神戸 / 2025年10月4日17:03 / 埼玉スタジアム2002

 J1リーグ33節、3連覇を狙うヴィッセル神戸が、浦和レッズに0-1で敗れた。リーグ戦では7試合ぶりの黒星に。勝点4差の首位・鹿島アントラーズは明日、ホームでガンバ大阪と対戦する。勝点60の神戸は得失点で京都サンガF.C.、柏レイソルに上回られ4位となった。

 水曜日にホームで行われたAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートのメルボルン・シティ戦(1-0で勝利)にエントリーせず、この浦和戦に向けて準備を整え先発したエースの大迫勇也だが、前半を終えたあとのハーフタイムを挟み、井出遥也と交代した。

 神戸の吉田孝行監督は試合後の記者会見でこの大迫の交代について問われると、「メディカル(スタッフ)と話したなかで、確認もあって交代しました」と説明した。

「やはり後半、サコがいるかいないかで、パワーが全然変わってくるので、そういう部分で特に後半の立ち上がりから押し込まれてしまい、そこで押し返せなかった。チームにとって影響は大きかったと思います」

 指揮官はそのように大迫の早い段階での交代も、試合の明暗を分けたポイントの一つに挙げた。

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 大迫は試合後の取材に応じるミックスゾーンに現れなかったため、何かしらの負傷などトラブルを負ってしまったようだ。リーグ3連覇へ、エースの長期離脱だけは回避したいが……。