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【浦和】フランクフルトとパートナーシップ締結。長谷部誠が在籍、高原直泰、バイン、ラーンも活躍

2019年5月、浦和とブンデスリーガの共同企画で来日した、長谷部誠(右)とウーベ・バイン(左)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

スポーツとビジネスを通じた国際交流など検討。来月の親善試合から具体的なアクション開始。

 J1リーグの浦和レッズは10月20日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のアイントラハト・フランクフルト(Eintracht Frankfurt)と新たにパートナーシップを締結したと発表した。

 フランクフルトは1899年に設立された、ブンデスリーガ創設時から在籍するクラブで、サッカーの他にも、陸上やボクシングなど多くのスポーツで社会と連携するドイツを代表する総合型スポーツクラブ。浦和レッズとゆかりが深く、ウーベ・ラーン(1993-1994)、ウーベ・バイン(1994-1997)、高原直泰(2008-2010)がフランクフルトでもプレー。また2002年から2007年まで浦和に在籍した長谷部誠は、現在もアイントラハトで活躍している(日本代表MF鎌田大地も在籍)。

 浦和と同じ「赤・白・黒」をチームカラーとしていて、今回のパートナーシップをもとにあらゆる取り組みを推進していくという。

 パートナーシップに関する主な内容・目的は下記の通り。
[パートナーシップの主な内容・目的]
※具体的なアクションプランは両クラブ間で今後協議。

(1) スポーツとビジネスを通じた国際交流
(2) デジタル・トランスフォーメーション(DX)戦略とスタジアム運営
(3) コンテンツ、コミュニティ、ツアーなどを通じたクラブ間コラボレーション
(4) 環境・社会課題解決に向けた取り組み
(5) パートナー企業間の交流、事業開発等の新たなビジネス機会の検討

 両クラブは『ブンデスリーガジャパンツアー2022 powered by スカパーJSAT』の一環として、11月16日に埼玉スタジアムで行われる予定の親善試合で、今回のパートナーシップの具体的なアクションを開始する。

 今回のパートナーシップは、「さいたまと世界をつなぐ窓になる」という、浦和レッズ理念を具現化する一つのきっかけになると考えており、他者を理解し、スポーツを通して互いによりよい社会を形成し、次世代につなげていくような活動をクラブとして目指していく。

 また「あらゆる分野でアジアナンバー1になる」というクラブのビジョン達成に向けて、クラブが持続的に発展していくことを目指すうえでも、海外クラブとのパートナーシップを有効活用し、様々な取り組みを実施していきたいという。

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