【浦和4-1札幌】レッドカード2枚、得点取り消し、ハンド…VAR大忙し。ショルツ先制、興梠PK弾、ホイブラーテン初ゴール!
浦和のマリウス・ホイブラーテン。(C)URAWA REDS
リーグ戦最近5勝1分、6試合負けなし。
[J1 8節] 浦和 4–1 札幌/2023年4月15日15:00/埼玉スタジアム
J1リーグ8節、浦和レッズがアレクサンダー・ショルツ、興梠慎三、マリウス・ホイブラーテンのゴールとオウンゴールにより、北海道コンサドーレ札幌に4-1の勝利を収めた。浦和はリーグ6試合負けなし(5勝1分)。
芝生の張替えなど大規模リニューアルを行った埼玉スタジアムでの今季初戦、マチェイ・スコルジャ監督と元浦和のミハイロ・ペトロヴィッチ監督による注目の初対決に。
関連記事>>サンフレ広島選手“練習場不満”発言、安芸高田市長が撤退の意向を示す「もはや22百万円を持ち出す意味はありません」
試合開始から札幌が敵陣で試合を進める時間が続いた。しかしホームチームは次第にその空いたスペースを突いて反撃する。
すると34分、背後に抜け出した興梠慎三を、中村桐耶がユニフォームを引っ張ったあと体を当てるファウルで止め、DOGSOにより一発レッドカードに。この退場劇が試合の分水嶺になる。
数的優位に立った浦和が攻勢に立つと、68分、関根貴大のクロスを最終ラインから駆け上がったショルツが押し込み先制! その直後、伊藤敦樹のフィードから関根がゴールネットを揺らしたが……これはオフサイドで取り消しに。
そして76分、GKク・ソンユンへのチェイシングで、足裏から向かった危険なタックルとみなされ、交代出場したばかりのホセ・カンテがレッドカードで退場に……。
10人対10人になるなか、83分、興梠がハンドで得たPKを決めて、ホームチームが2点差とする。
ただ、試合はこれで決着を迎えず。猛反撃を見せる札幌が88分、菅大輝のゴールで1点差とする。
アディショナルタイムは10分間――。ここから2ゴールが決まる。
90+5分にオウンゴール、さらに90+8分にマリウス・ホイブラーテンにも待望の今季初ゴールが生まれ、結局、浦和4-1で勝利を収めた。
両チームの選手と審判団は次の通り。
▽浦和レッズ
▼先発メンバー
GK
1 西川周作
DF
15 明本考浩
28 アレクサンダー・ショルツ
5 マリウス・ホイブラーテン
26 荻原拓也
(90+3分 6 馬渡和彰)
MF
3 伊藤敦樹
19 岩尾憲
21 大久保智明
8 小泉佳穂
(64分 11 ホセ・カンテ)
14 関根貴大
(89分 10 ダヴィド・モーベルグ)
FW
30 興梠慎三
(89分 25 安居海渡)
▼ベンチメンバー
GK
12 鈴木彩艶
DF
4 岩波拓也
MF
22 柴戸海
▼監督
マチェイ・スコルジャ
▽北海道コンサドーレ札幌
▼先発メンバー
GK
25 ク・ソンユン
DF
2 田中駿汰
50 岡村大八
6 中村桐耶
MF
9 金子拓郎
5 福森晃斗
(89分 10 宮澤裕樹)
27 荒野拓馬
4 菅大輝
11 青木亮太
(89分 32 ミラン・トゥチッチ)
18 浅野雄也
(67分 45 中島大嘉)
FW
13 キム・ゴンヒ
(41分 14 駒井善成)
▼ベンチメンバー
GK
48 大谷幸輝
DF
3 馬場晴也
MF
49 スパチョーク
▼監督
ペトロヴィッチ
▼主審
御厨貴文
▼副審
西橋勲、穴井千雅
▼第4の審判員
野堀桂佑
▼VAR
木村博之
▼AVAR
大川直也