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【ACL】アル・ヒラルが勝てば、浦和レッズのクラブW杯出場が事実上確定か。26日オルンガのアル・ドゥハイルと西地区“決定戦”の準決勝

柏時代のオルンガ(後列中央)。写真:石田達也/(C)Tatsuya ISHIDA

浦和とのファイナルの対戦相手が決まる一戦、26日24時から――。

  AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)2022西地区・準々決勝が2月23日に行われ、元柏レイソルのケニア代表FWマイケル・オルンガが所属しているアル・ドゥハイルSC(カタール)がアル・シャバブ(サウジアラビア)に2-1、前回覇者アル・ヒラル(サウジアラビア)はフーラードFC(イラン)に1-0で勝利を収め、西地区代表決定戦となるセミファイナル進出を決めた。準決勝は日本時間26日24時(27日0時)から行われ、勝者は決勝(4月29日、5月6日)で浦和レッズと対戦する。

 アル・ドゥハイルは77分、85分にオルンガがゴール。アディショナルタイムに1点を返されたものの、1点差で逃げ切った。

 一方、アル・ヒラルは防戦を強いられながらも耐え、87分のムサ・マレガの一撃で試合をモノにした。荒れ気味になりそうな試合を木村博之主審が冷静にコントロールし、好ゲームを引き立てた。

 26日の準決勝で勝ったチームが西地区代表として、東地区代表の浦和レッズと決勝で対戦する。決勝は4月29日に西地区ホーム、5月6日に浦和ホームである埼玉スタジアムで行われる。

 また、FIFA(国際サッカー連盟)はこのほど、今年のクラブワールドカップ(クラブW杯)を12月にサウジアラビアで開催することを正式に発表している。2023-24シーズンのACLは同時期にはまだ開催中であるため、今大会(ACL2022)の優勝チームがアジアの代表権を得る。

 ただアル・ヒラルが優勝した場合、ホスト国枠にも該当。その場合、これまでは、規定により、AFC内最高順位であるACL準優勝チームがクラブW杯に出場している(同一国から2チームは出場できない)。クラブW杯はホスト国枠を含めた7クラブで開催されることが発表されているため、26日にアル・ヒラルが勝てば、浦和のクラブW杯出場が事実上決まる可能性もある。

 準決勝はDAZNでライブ配信される。

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