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現地メディアが遠藤航に厳しい評価「動きは重く、十分に守れず」。リバプール首位陥落、アーセナルがトップに立つ

遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

先発の3選手に最低点「4」。

[プレミアリーグ 7節]チェルシー 2-1 リバプール/2025年10月5日(現地4日)/スタンフォード・ブリッジ

 イングランド・プレミアリーグ7節、リバプールFCはチェルシーFCとの一戦、90+5分に失点を喫して1-2で敗れた。公式戦7連勝のあと3連敗に。ウェストハム・ユナイテッドFCに2-0の勝利を収めたアーセナルFCが首位に立っている。

 リバプールの日本代表MF遠藤航(Wataru ENDO)は1-1で迎えた86分、アレクシス・マック・アリスターと代わってピッチに立った。リーグ4試合ぶりとなる4回目の途中出場だったが、同点の状況で起用されたのは今季初めて。

 アルネ・スロット監督としては、中盤でのボール奪取のポイントを増やし、そこから逆襲のカウンターに持ち込みたい狙いだったはずだ。

 しかしチェルシーの猛攻にさらされ、チーム全体がラインを下げていく。遠藤もなかなか球際に行けず、90+5分、マルク・ククレジャのペナルティエリア内での縦の抜け出しからクロスを上げられ、そこに詰めたブラジル代表にも選ばれた新鋭18歳のFWエステバンに決められてしまった。

 現地メディア『リバプール・エコー』は、遠藤に10点満点中「5」の採点をつけた。そのうえで、「ボールを保持していた際、動きが重いようだった。ディフェンス時には、十分に対応できなかった」とコメントしている。

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 先発組ではモハメド・サラー、マック・アリスター、ミロシュ・ケルケズにこの試合の最低点「4」をつけている。