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【浦和】ラスト5試合スコルジャ監督「出場機会を与えたい選手リストはある」、横浜FM戦へ「背後を突く」

横浜FM戦に向けて抱負を語った浦和のスコルジャ監督。(C)SAKANOWA

この中断期間、カウンターだけでなく「ロングポゼッションにも取り組んできた」。

[J1 34節]横浜FM – 浦和/ 2025年10月18日14:00/日産スタジアム

 J1リーグ浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が10月16日、オンラインによる記者会見に応じて、2日後のアウェーでの横浜F・マリノス戦に向けて抱負を語った。

 東京ヴェルディと11日に埼玉スタジアムで行った45分3本の練習試合では、5-3(2-1、1-0、3-2/得点者=チアゴ・サンタナ2ゴール、大久保智明、松尾佑介、照内利和、オウンゴール)で勝利を収めた。そこで指揮官は「改善が見られました」と手応えを得ていた。

「動き(ムーブメント)を求めてきました。相手の最終ラインの背後へ抜ける準備を常にしていなければいけません。また、攻撃で詰まった場合には素早くサイドチェンジをすることも求めています。個別にもアプローチし、例えばパスを出したら動き出す、動き直すところもやっています」

 また中断1週目には、カウンターの練習にも取り組んだそうだ。さらには「ボールを長く保持するロングポゼッションのトレーニングもしてきました。状況に応じて、奪って速攻が続くカオスはできるだけ少なくしたいところです」という。

 浦和は14勝10分9敗の勝点52で8位。対する横浜FM戦は8勝7分18敗の勝点31で17位で、ポイントは降格圏18位の横浜FCと並んでいる。この一戦にも「プレッシャーがかかっているなか、命を懸けて戦ってくる」と警戒する。

「とても興味深いチーム。今の順位には驚かされます。最近の柏戦でも勇気を持った激しく強度の高いプレスをかけていました。強いプレスをかけている時には角田(涼太朗)や(ジェイソン)キニョーネスは高いポジションをとって相手を捕まえていました。前半は強いプレスをかけてくると予想しています。その場合、背後を突いていきたいです」

 このあとJ1リーグは10月2試合、ルヴァンカップ決勝を経て11月上旬に1試合、インターナショナルマッチウィークを挟んで11月下旬と12月第1週に2試合と変則的な日程になる。

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 スコルジャ監督は「残りの試合で出場機会を与えたい選手リストはあります。ただメンバーを決める時は、相手のスタイルも考慮しています。もちろんメディカルの面で出場可能かは重要なポイントです」と語り、もちろんその候補の中には安部裕葵も入っているということだ。

Posted by 塚越始