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【G大阪1-1浦和】松尾佑介への足蹴り、東口順昭はなぜ一発退場ではなくイエローカードだったのか

G大阪の東口順昭。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「報復行為」はすべてレッドカードというわけではなく。

[J1 19節] G大阪 1-1 浦和/7月2日19:00/パナソニックスタジアム吹田

 J1リーグ19節、ガンバ大阪対浦和レッズ戦は、齊藤未月の加入後初ゴール、そしてアディショナルタイムのアレクサンダー・ショルツのPK弾により1-1で引き分けた。G大阪はホーム連勝ならず。一方、浦和はリーグ4試合負けなし。

 この試合の1-1となったあとの90+3分、さらに畳み掛けられたG大阪だが、東口順昭が大久保智明のシュートをキャッチ。すると東口が、その進行方向に入り体を当ててきた松尾佑介を押し返し、さらに右足で蹴る行為をした。

 主審が笛を吹くと、両チームの選手が入り乱れる状況に。そして松尾のファウルでG大阪にフリーキックが与えられ、東口にはイエローカードが提示された。

 報復行為であることから、レッドカードでは? とこのシーンがSNSでも議論になった。ただ、「報復行為=レッドカード」という規定はない。「反スポーツ的行為」でのイエローカード、あるいは「著しく不正なプレー」または「乱暴な行為」でのレッドカードと、程度によって異なる。

 今回松尾がまず明らかに東口を邪魔する不要なファウルをしていて、さらに東口も不必要に足を出している。主審は両方の行為を罰するという判断を下したことになる。公式結果では東口へのイエローカードの理由は「反スポーツ的行為」となっていた。ただ、東口の足蹴りは当たりどころやインパクトによっては、VARや主審の判断にもよるが、レッドカードになっていた可能性もあるだろう。

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