セルティック新監督、あの伝説のストライカーが有力候補。ポステコグルー復帰「可能性は低い」

サカノワスタッフ

2025年10月31日

前田大然写真：早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

結果を残すボデ／グリムトのクヌートセンもリストアップ。

　スコットランド1部セルティックFCが、ブレンダン・ロジャーズ監督の解任を受けて新指揮官の選定を進めている。サポーターの間では、ノッティンガム・フォレストFCを解任されたアンジェ・ポステコグルー監督の復帰を望む声も根強い。しかし短期間で3クラブ目を率いる意欲が現時点では見られないという。

　『スカイ』は10月30日、セルティックがポステコグルーを候補の一人として検討したものの、交渉は具体的な段階に進まなかったと報じた。

　後任候補として名前が挙がっているのが、ウェールズ代表を率いるクレイグ・ベラミー監督、ノルウェーのボデ／グリムトで確かな結果を残すヒェティル・クヌートセン監督だ。

　さらに、大きな注目を集めているのがセルティックの“伝説のストライカー”ロビー・キーンだ。ハンガリーのフェレンツヴァーロシュTCを昨季リーグ優勝に導き、前期にはマッカビ・テルアビブでもイスラエルリーグを制覇している。『スカイ』によると、セルティックはすでにキーンに関して「調査を進めている」という。

　ただし、クヌートセンやキーンを招へいする場合、いずれも契約中のため違約金が発生する。このタイミングで所属クラブが放出を認めるかは不透明だ。

　リーグ5連覇を目指すセルティックだが、今季は開幕から10試合を終えて首位ハート・オブ・ミドロシアンFCに勝点6差の2位とスタートに失敗した。さらにUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃し、ヨーロッパリーグ（EL）で戦っている。

　マーティン・オニール暫定監督のもと、直近の試合ではフォルカークFCに4-0で快勝を収めた。日本代表FW前田大然とMF旗手怜央はいずれも途中出場し、チームの勝利に貢献している。