×

報復行為…クリスチアーノ・ロナウドが肘打ち一発レッドカード。W杯序盤で出場停止か

アイルランド代表戦で、ポルトガル代表の主将でもあるクリスチアーノ・ロナウドが一発退場処分に…。写真:AP/アフロ

W杯予選アイルランド戦、自身もやられていたと主張していたものの。

[北中米W杯 欧州予選F組] アイルランド 2―0 ポルトガル/2025年11月14日(現地13日)/アビバ・スタジアム

 北中米ワールドカップ(W杯)ヨーロッパ予選グループFの第5戦、ポルトガル代表のキャプテンであるクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が「反スポーツ的行為」で一発レッドカードをもらい退場処分を受けた。

 UEFA(欧州サッカー連盟)から科される出場停止の懲罰は最低でも1試合、複数試合に及ぶ可能性がある。複数になった場合、来年のW杯グループステージが対象になり得る。

 0-2とリードされて迎えた61分だった。セットプレーでの競り合いの際、執拗なマーカーにロナウドが肘を振り払うように打ち当て、相手は倒れ込んだ。

 主審は当初、ロナウドへイエローカードを提示。しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入し、主審がビデオで直接確認するOFR(オン・フィールド・レビュー)により、イエローカードを取り消し、レッドカードが提示された。

 ロナウドは相手のほうがやっているだろう、そこはチェックしないのか、といったニュアンスのアピールをしている。

 とはいえ映像で見ると、ロナウドは強い肘打ちを加えている。退場処分は妥当だったと言える。

いま読まれている記事>>【日本代表】森保監督の記者会見から読み解くガーナ戦スタメン予想。久保建英、上田綺世、堂安律が先発に。鎌田大地は間に合わず、遠藤航と佐野海舟のボランチコンビか!

 ポルトガルは数的不利になった影響もあり、試合はそのまま0-2で敗れた。この試合でのW杯出場権獲得はならなかったものの、グループ首位はキープ。ロナウドが出場停止になる次戦アルメニア戦で勝てば、W杯の切符を掴める。