【移籍】クリスチアーノ・ロナウドの新天地候補はクラブW杯に出場する5クラブ。カサブランカ、モンテレイ…

アル・ナスルと契約更新したうえで、CWCのみ出場!?

　サウジアラビア1部アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド（Cristiano RONALDO）が5月27日にSNSで退団を仄めかす投稿を行い、にわかに移籍先を巡って様々な噂が飛び交っている。

　今年2月で40歳になったロナウドは、アル・ナスルと今季2024-25シーズンまで契約を結んでいる。当初はオプションである1年延長が濃厚とされ、合意しているとも報じられてきた。

　しかしAFCアジア・チャンピオンズリーグ（ACL）エリートの準決勝で川崎フロンターレに敗れ、結果、サウジでの2シーズンは無冠に終わった。とにかく残されたキャリアの中でもう一度、大きなタイトルを獲得したい。そのための新天地を求めるのでは……と噂が立ってきた。

　ロナウドは27日にエックスとインスタグラムで、「この章は終わった。この物語？　まだ書かれていく。すべての人に感謝します。（This chapter is over. The story? Still being written. Grateful to all.）」と投稿。また、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は先日、ユーチューブのインタビューで「クリスチアーノ・ロナウドはFIFAクラブワールドカップのいずれかのチームでプレーする可能性があります。話し合いが進められています」とも語っていた。

　あるいはアル・ナスルと新シーズンの契約を更新したうえで、クラブW杯のみメンバーに加わる……という可能性も語られている。ロナウド自身はもう一度、ヨーロッパのクラブでプレーしたいと希望していると言われる。　

　そうしたなかスペインメディア『スポルト』が5月27日、各国の報道などをもとに、噂されるロナウドの新天地候補をレポートしている。

　まずブラジルのクラブが関心を示していると言われ、それはボタフォゴFRではないかという。実業家ジョン・テクスター氏がオーナーであり、ボタフォゴが世界的なクラブに加わっていくために、ロナウド獲得に動くのではないかと見ている。

　さらにモロッコのウィダードACカサブランカも、「ロナウドのクラブW杯出場について問い合わせをしたクラブの一つ」とのこと。オーナーのヒシャム・アイト・メンナ氏が野心的であり、このプロジェクトに乗り出す可能性は大いにあり得るという。

　そしてメキシコのCFモンテレイには、ロナウドの親友であるセルヒオ・ラモスが所属。レアル・マドリード時代の盟友が声を掛けていると言われる。

　さらに、これまで何度か噂のあったサウジアラビア1部アル・ヒラルもまだあきらめておらず、2034年に開催されるW杯を成功させるためにも、ロナウドを“サウジ代表”として出場させたいと「視野に捉えている」。

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　これまで他に、チェルシーFC、古巣のスポルティングCP（クラブW杯には出場しない）も名前が挙がっていた。ゲスト枠的に加わることもあるのだろうか!?