【移籍】ユンカーが名古屋を退団。浦和時代からJ1で5年間プレー、「とても寂しく思います」
名古屋のユンカー。写真:岩崎柊
「1シーズンで16ゴールを挙げた数少ない選手の一人になれたこと、そしてルヴァンカップ優勝という素晴らしい思い出を胸に、このクラブを離れます」
J1リーグの名古屋グランパスは11月18日、デンマーク出身のFWキャスパー・ユンカー(Kasper JUNKER)が契約満了に伴い、今シーズン限りで退団すると発表した。移籍先など今後は未定だ。
31歳のユンカーはコロナ禍だった2021年、ノルウェー1部FKボデ/グリムトから浦和レッズに加入。2021年の天皇杯、決勝のみ2023年に行われたAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2022のタイトル獲得に貢献。2023年に名古屋に移籍すると、リーグ16ゴールと活躍。昨季はルヴァンカップ制覇を果たした。
しかしケガに苦しみ、今シーズンはこれまでリーグ14試合・1得点と結果を残せずにいた。
J1リーグでは通算108試合・38得点、日本ではこれまで公式戦通算51ゴールを記録している。
ユンカーは名古屋を通じて、次のようにコメントしている。
「グランパスファミリーの皆さんへ
皆さんにお別れを言わなければならないことを、とても寂しく思います。皆さんと出会い、そして一緒に勝利を喜び合うことができた経験は、本当に素晴らしいものでした。
すべてが完璧だったわけではありませんが、皆さんからの支えが途切れたことは一度もありません。この3年間を共に過ごせたことに、心から感謝しています。
本当はこの素晴らしいクラブでプレーを続け、来年は自分にとって新たなスタートを切りたいと願っていましたが、これもフットボールです。今残っているのは、名古屋グランパスというクラブ、そしていつでも支えてくださったグランパスファミリーへの尽きない感謝の気持ちだけです。
1シーズンで16ゴールを挙げた数少ない選手の一人になれたこと、そしてルヴァンカップ優勝という素晴らしい思い出を胸に、このクラブを離れます。
いつかまた皆さんとお会いして、一緒に笑い合える日が来ることを願っています。皆さんのことを、決して忘れません。本当にありがとうございました。 KJ77」
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名古屋は11月30日にアウェーでFC町田ゼルビア、12月6日にホームでアビスパ福岡と対戦する。




