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【浦和】ショルツが明かす“フラストレーション”「いま必要なのは――」

浦和のアレクサンダー・ショルツ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

今季の無失点は湘南戦の1試合のみ。

[J1 7節] 浦和 1-1 清水/2022年4月6日19:30/埼玉スタジアム

 J1リーグ7節、浦和レッズは清水エスパル戦、江坂任のPKで先制したもののヴァウドのヘディング弾で追い付かれた。立ち上がりから主導権を握るものの伊藤敦樹が退場処分を受けるなど噛み合わず、リーグ戦2試合連続ドローに。

 今季は勝利を収めた湘南ベルマーレ戦(〇2-0)以外、無失点がない。試合後に取材に応じたDFアレクサンダー・ショルツは、その点について質問を受けると、次のように語った。

「(退場も影響したが、今季必ず失点してしまっているが?)今シーズンずっと感じているフラストレーションが蘇ります。ほぼ例外なく、全ての試合でそのようになってしまっています。こうした状況で必要なのは、試合を決めきることです。追加点を奪い切ったり、無失点で抑えたり、そういったところが必要になります」

 そのように攻守において試合を決定づける力が求められていると強調した。そのためには、「自分たちでより厳しく要求し合わなければいけません」と引き締める。

「レッドカードが出てしまった試合もありましたが、何でもないところから失点してしまった場合もあります。メンタルを強く、自信を取り戻す必要があると思います。DFとしてできることは、無失点に抑えること。チームが失点しなければ、自信がつきます」

 それは相手を圧倒すること、ある意味ではねじ伏せることでもあるだろう。チームとして、そんな力強さを示せるか。2勝3分4敗、11得点・10失点。ここで踏ん張り浮上したい。浦和が一つターニングポイントに立たされている。

 4月10日はアウェーでのFC東京戦。上位への挑戦権を懸けたカードとなる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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